直近2年は新型コロナウイルスの影響で日本単独開催だった「TOTOジャパンクラシック」だが、今年は3年ぶりに海外の強豪が来日し、日本選手と激突する。男子ツアーで快挙を果たした“タイガー”はプロ転向を表明し、プロデビュー戦に挑む。今週のツアーを一挙おさらい。

雨中でも輝くシブコスマイル【写真】

■米国女子・国内女子「TOTOジャパンクラシック」（3〜6日、滋賀県・瀬田ゴルフコース北コース、賞金総額200万ドル＝約2億9600万円）

日本で唯一開催される米ツアー。日米両ツアーともにポイントランキング上位者のみが出場を許される。今大会で勝利すれば来季の米ツアー出場権が獲得できるとあって、海外への進出を目論む日本勢にとっても重要な一戦だ。

最後に日米共催で行われた2019年大会では鈴木愛が勝利。日本単独開催だった昨年は、今年米ツアーで初勝利を挙げた古江彩佳が制している。

米ツアーメンバーとして出場する渋野日向子は今年、日本での3戦目を迎える。先週の「樋口久子 三菱電機レディス」はトップ10入り（9位タイ）と上り調子。2019年「AIG全英女子オープン」以来となる2勝目を、日本のファンに見せることができるか。