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日本で米初優勝を挙げられた理由は左ワキにあり 勝てなかった選手に未来のメジャー覇者を発見【辻にぃ見聞】

日本で米初優勝を挙げられた理由は左ワキにあり 勝てなかった選手に未来のメジャー覇者を発見【辻にぃ見聞】

配信日時:2022年11月8日 13時00分

「最終日はパッティングがすごく決まってくれたけど、私のストロングポイントはドライバーショットなの」という自他ともに認める曲がらないショットがドライバーグの武器。最終日のフェアウェイキープ率は85%、パーオン率は77%。決してフェアウェイが広くなく、ドッグレッグもアップダウンも多数ありラフも長めな井上誠一設計の“和風”なコースで、安定したショットは抜群に生きた。

安定感を生んでいる理由は「左ワキにある」という辻村氏。「ダウンスイングになっても左ワキが閉まったままで、体が回ってきます。左サイドが伸びず、浮かないと言い換えてもいいですが、とにかく甘くならない。左サイドが甘くなればフェースローテーションがどうしても多くなり、曲がりやすく安定しないショットになってしまう。基本的なことですが、ここが徹底できている強さが彼女にはありました」とポイントを挙げた。

実はこの左ワキの動きは「米ツアーの選手が“最も”と言っていいくらい意識している部分だと思っています」とこれまでの経験から感じているという。

「左ワキにグローブだったり、それ用のクッションを挟むドリルは“アメリカで一番見る”練習方法です。そのくらい向こうの人は左サイドが伸びたり、反ったりしながら回転をすることを嫌っています。日本の選手は左サイドが空く人も少なくない。でも、ドライバーグさんは一升瓶がレベルターンしているように見えるほど、左が甘くならないんですよね。左ワキが締まるから、左サイドが軽くならない。だから左に振っていける。だから引っかからないハイスピンショットが打てるんです。この道理ができているんです」

■必ず世界のトップに上がってくる
そのドライバーグ以上に「めちゃくちゃいいスイング!」と辻村氏が大絶賛したのが、3位に入ったリン・グラント。今年がルーキーイヤーでスウェーデンの23歳だ。出場資格がないため今季は6試合の出場にとどまっているが、なんとこの選手、6試合中4試合でトップ10入りしている逸材である。

その立ち姿にして「とても美しい。つまりトッププレーヤーということです」というアドレスから見て行こう。「まずは立ち方がとても自然体なんですよね。それなのに懐が深くて力強い。おしりから頭までまさに一直線。ピッとした姿勢の良さが素晴らしい」。力みもなく、始動もしやすいかたちがアドレスから作られていく。

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