リーはコーチのサンドラ・ヘイニーとの練習の際に、参戦することを決めたという。

　「ここに来る前に彼女とトレーニングしたとき、あなたならできると自信を植え付けてくれたので参戦することにしたの」

　最初抱えていた恐怖心は、自分を見つめ直す素晴らしいきっかけとなった。

　「今週、私は自分のゴルフの成長を実感できている。2012年もこの場にいたので。前回と今回ではコースの見え方が全く違う。あれからの自分の成長を肌で感じられるのはとても楽しいわ」

　2013年の「ピュアシルク・バハマLPGAクラシック」で、キャリア唯一の勝利を挙げて以来、リーはスイング、パッティング、コースマネージメントすべてにおいて成長したという。それが今週の勝ちにつながるとは限らないものの、少なくともロイヤルメルボルンに対する恐怖心は払拭されている。
※USLPGA公式サイトより提供