「まだ漠然としているのだけど、何か、アメリカと日本と、ゴルフで架け橋になることができれば」という宮里のアイデアもパワーアップしそうな気がする。
“テレビ解説?一番、向いてないです(笑)”
引退後の多くのプロが携わることの一つにトーナメントのレポーターや解説があるが、宮里は「私にはもっとも向いてない仕事」と笑った。われわれから見るとラウンド終了後に毎日話す彼女の言葉は的確な分析で、見ているゴルフファンをより一層楽しませることができると思うのだが、「自分のことは分かるのだけど、私には他の選手のプレーは分からないんですよ」とその理由を挙げた。
とはいえ、米ツアーで戦う選手たちとじかに戦ってきた数少ないプロゴルファーの一人。コースもコンディションも誰よりも熟知しているから、レギュラーではなくてもときおり登場してほしいと望むのはファンとしては当然だろう。先に引退をしたアニカ・ソレンスタム(スウェーデン)もときおり、メジャー大会などでテレビ解説を務める。今すぐでなくとも、何年かたてばどこかで宮里も心変わりをすることもあるかもしれないと思う。
“ビジョン54“とのこと。常に自分から発信していくことなど色んなことを勉強させてもらった。私はスランプがなかったらたぶん、世界一にもなれなかったと思う”
セカンドキャリアで現在もっとも現実的に想像できるのが、彼女がプロ生活で長年師事してきた“ビジョン54”を日本でも広めていきたいということだろう。米ツアーを戦い初めて陥ったドライバーの不振から立ち直ったのも、ビジョン54のピア・ニールソンとリン・マリオットの二人の助けがあったからこそだ。技術は父・優氏、メンタルはビジョン54と宮里はチームを組んできた。
“テレビ解説?一番、向いてないです(笑)”
引退後の多くのプロが携わることの一つにトーナメントのレポーターや解説があるが、宮里は「私にはもっとも向いてない仕事」と笑った。われわれから見るとラウンド終了後に毎日話す彼女の言葉は的確な分析で、見ているゴルフファンをより一層楽しませることができると思うのだが、「自分のことは分かるのだけど、私には他の選手のプレーは分からないんですよ」とその理由を挙げた。
とはいえ、米ツアーで戦う選手たちとじかに戦ってきた数少ないプロゴルファーの一人。コースもコンディションも誰よりも熟知しているから、レギュラーではなくてもときおり登場してほしいと望むのはファンとしては当然だろう。先に引退をしたアニカ・ソレンスタム(スウェーデン)もときおり、メジャー大会などでテレビ解説を務める。今すぐでなくとも、何年かたてばどこかで宮里も心変わりをすることもあるかもしれないと思う。
“ビジョン54“とのこと。常に自分から発信していくことなど色んなことを勉強させてもらった。私はスランプがなかったらたぶん、世界一にもなれなかったと思う”
セカンドキャリアで現在もっとも現実的に想像できるのが、彼女がプロ生活で長年師事してきた“ビジョン54”を日本でも広めていきたいということだろう。米ツアーを戦い初めて陥ったドライバーの不振から立ち直ったのも、ビジョン54のピア・ニールソンとリン・マリオットの二人の助けがあったからこそだ。技術は父・優氏、メンタルはビジョン54と宮里はチームを組んできた。