<日本女子アマチュアゴルフ選手権 3日目◇17日◇大山ゴルフクラブ(鳥取県)◇6638ヤード・パー72>
同じ関東ゴルフ連盟(TEAM KGA ジュニア)に所属する2人の高校生が、鳥取県で女子アマ日本一の座をかけ、最終日最終組を回る。第3ラウンドを終え、トータル10アンダーで単独トップに立つ手塚彩馨(あやか、長野・佐久長聖高1年)と、トータル9アンダー・2位の佐藤心結(みゆ、茨城・明秀学園日立高3年)がその2人。1打差の僅差で優勝を争う。
前半4ボギー(1バーディ)と苦しい立ち上がりだったものの、後半4バーディと立て直し、なんとか「71」でトップに踏みとどまった手塚。ショットが安定しなかったものの、キャディをつとめる母・美佐子さんからの「ラフからばっかり打ってるからか、ずっと力が入っている」というアドバイスを受けると、そこから“脱力ゴルフ”を意識し、バックナインのプレーにつながった。
2019年の「日本女子オープン」では、地区予選、最終予選と勝ち抜き、中学2年生ながら本戦に出場した経験ももつ。その時は最年少予選通過は逃したが、それから2年後、日本一の座に大きく近づくことになった。「(当時より)ショットの精度がよくなりました」と“伸び盛り”。さらに美佐子さんは、山梨県のプロツアー開催コースでキャディ経験もあり、ビッグタイトルがかかった最終日も大きな支えになってくれそうだ。「周りを気にせず、自分のゴルフを貫く。きょうよりいいスコアで回りたいです」と、あすも肩の力は抜いていく。
一方の佐藤も、前日の2位を維持し2学年下の後輩に食らいついた。2つ伸ばして迎えた14番パー5では2オンに成功しながら、そこから3パットのパーで「気持ちが沈んだ」。さらに15番パー4では、奥にピンが切られている状態で奥のバンカーに外すというピンチが訪れた。しかし、これを1メートルに寄せて気合のサンドセーブ。「このパーが大きかったです」と息を吹き返し、その後もパーでしのぎきった。
同じ関東ゴルフ連盟(TEAM KGA ジュニア)に所属する2人の高校生が、鳥取県で女子アマ日本一の座をかけ、最終日最終組を回る。第3ラウンドを終え、トータル10アンダーで単独トップに立つ手塚彩馨(あやか、長野・佐久長聖高1年)と、トータル9アンダー・2位の佐藤心結(みゆ、茨城・明秀学園日立高3年)がその2人。1打差の僅差で優勝を争う。
前半4ボギー(1バーディ)と苦しい立ち上がりだったものの、後半4バーディと立て直し、なんとか「71」でトップに踏みとどまった手塚。ショットが安定しなかったものの、キャディをつとめる母・美佐子さんからの「ラフからばっかり打ってるからか、ずっと力が入っている」というアドバイスを受けると、そこから“脱力ゴルフ”を意識し、バックナインのプレーにつながった。
2019年の「日本女子オープン」では、地区予選、最終予選と勝ち抜き、中学2年生ながら本戦に出場した経験ももつ。その時は最年少予選通過は逃したが、それから2年後、日本一の座に大きく近づくことになった。「(当時より)ショットの精度がよくなりました」と“伸び盛り”。さらに美佐子さんは、山梨県のプロツアー開催コースでキャディ経験もあり、ビッグタイトルがかかった最終日も大きな支えになってくれそうだ。「周りを気にせず、自分のゴルフを貫く。きょうよりいいスコアで回りたいです」と、あすも肩の力は抜いていく。
一方の佐藤も、前日の2位を維持し2学年下の後輩に食らいついた。2つ伸ばして迎えた14番パー5では2オンに成功しながら、そこから3パットのパーで「気持ちが沈んだ」。さらに15番パー4では、奥にピンが切られている状態で奥のバンカーに外すというピンチが訪れた。しかし、これを1メートルに寄せて気合のサンドセーブ。「このパーが大きかったです」と息を吹き返し、その後もパーでしのぎきった。