「ここ数週間でようやくおさまったけど、治った後も数カ月は後遺症との戦い。体力もないし、味覚・嗅覚もない。吐き気があって、倦怠感もすごい。脱毛症もすごくてメンタルにきました」。そんななか夫の正さんの支えもあり、復帰への準備を進めてきた。

ここからはレギュラーツアーで戦うための日々が始まる。「足りないのは飛距離とショートゲーム。あしたからたくさん練習して、ケガをしないよう過ごしつつ、すべてバージョンアップして開幕を迎えたい」。高山病のような症状が出たこともあり、「飛行機に乗れるかな」といまも後遺症への不安は消えない。そのなかでつかんだ出場権を4シーズンぶりとなるシード権につなげたい。