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ドラコンプロ山崎泰宏は、なぜ“死なず”に済んだのか? 発症当日の『運と不運』【心筋梗塞からのフルスイング】

ドラコンプロ山崎泰宏は、なぜ“死なず”に済んだのか? 発症当日の『運と不運』【心筋梗塞からのフルスイング】

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2022年3月16日 18時09分

2021年4月24日の朝7時のことである。

「風呂に入っているときに、突然、左の脇の下から喉元に掛けてグーっと持ち上がる、反吐を吐くように込み上げる気持ち悪さを感じて。その後、胸の中で洗濯機がグワン、グワンと回っているような圧迫感が襲ってきたんです」

これは心筋梗塞の症状の表れなのだが、頑健な体の持ち主の山崎はそれくらいの違和感で病院に行こうという考えは沸かなかったのである。この『不運』に関して彼は、「心筋梗塞を発症して病院に運ばれて、自分は死ぬかもしれないと思った時に。『ああ、何でもっと早く病院に来なかったのか』と後悔をしました」という。

しかし、この山崎の普段の頑健さが良い方向に『運』を導いたこともあったのだ。

朝の風呂での発作が落ち着き、ドラコン会場に入ったものの、10時半に練習場で球を打とうとするとまた気分が悪くなってきた。その後、時間が経つにつれて具合の悪さが酷くなる様子を見たドラコン仲間と運営スタッフは、普段の山崎の頑健さを知っているだけに事態の深刻さを察し救急車を手配したのだ。

心筋梗塞は発症してから20分後に心臓の壊死が始まると言われており、1分でも早い迅速な対応がその後の生存率や予後の良・不良に大きく関わってくるというが、自ら救急車を呼ぶことには誰もが躊躇をするものだ。普段、弱音を吐くことが無い山崎の異変を察知し救急車を手配してくれた仲間がいたことは、大きく『不運』に傾いた運命を少し良い方向に引き戻すことになったのである。

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