“筋肉博士”こと石井直方東京大学名誉教授は、著書の「『老けないカラダ』をつくる!」(さくら舎)の中で、筋肉の働きについてこう記している。
『恒常性を保つ能力は年齢とともに低下します。そうすると、どのようなことが起こるか? まず暑さ寒さに弱くなる。そして体温が下がって全身の抵抗力が落ちることで、病気にかかりやすくなったり、ちょっとしたことで命を落としやすくなる。インフルエンザなどに感染して死亡する人が高齢者に多いのは、そのためです』
そして、この恒常性を保つのに筋肉が一定の役割を果たしているという。
『筋肉には血液の循環を促したり、熱を産生して体温を維持するという働きもあるのです。反対に、筋肉量が減ると熱を生み出す力が落ちるため、体温維持が難しくなってしまいます。つまり、広い意味で体の恒常性維持をサポートし、老化を防いでくれるのが筋肉なのです』
飛距離アップのために、コンディション維持のために、そして将来のもしものときに備えて、『筋トレ』を始めようではないか。(取材・文/古屋雅章)
『恒常性を保つ能力は年齢とともに低下します。そうすると、どのようなことが起こるか? まず暑さ寒さに弱くなる。そして体温が下がって全身の抵抗力が落ちることで、病気にかかりやすくなったり、ちょっとしたことで命を落としやすくなる。インフルエンザなどに感染して死亡する人が高齢者に多いのは、そのためです』
そして、この恒常性を保つのに筋肉が一定の役割を果たしているという。
『筋肉には血液の循環を促したり、熱を産生して体温を維持するという働きもあるのです。反対に、筋肉量が減ると熱を生み出す力が落ちるため、体温維持が難しくなってしまいます。つまり、広い意味で体の恒常性維持をサポートし、老化を防いでくれるのが筋肉なのです』
飛距離アップのために、コンディション維持のために、そして将来のもしものときに備えて、『筋トレ』を始めようではないか。(取材・文/古屋雅章)