心筋梗塞を発症し、病院に運ばれた段階で既に心筋に広範囲のダメージを負いながら、手術により一命を取り留めた山崎泰宏は、「せっかく助かった命だから」、残りの人生をまた、同じドラコンプロとし生きるという選択した。
現在、山崎のドラコンプロとしてのパフォーマンスは、トレーニングなどによって心筋梗塞発症前の80%くらいまで戻っているという。彼は今、この復活に至るまでのトレーニング法の確立を目指している。
「以前はヘッドスピードが61〜62m/sだったのが、今は58〜59 m/sくらい。飛距離は365ヤードだったのが350ヤードくらいです。現在の目標は、トレーニングなどによって一年前の自分と同じくらいまで戻すことです。将来的には60歳でHS60 m/s、70歳で300ヤード、これを余裕で実現する。加齢とともに飛距離も数値も下がることは避けられないという定説の中、それが実現できたら、自分の飛距離に特化したトレーニング法が確立できます。そして、このトレーニングをツアープロなどにも広げることで、世界に対抗できる飛距離を持った日本人選手が輩出できるんじゃないかなと思っているんです」
自らの飛距離に対する追求とそのトレーニング法の確率をツアープロも巻き込んだ形で考えている背景には、ドラコンプロとしてのこんな思いがあったからだ。
「正直、ツアープロはゴルファーとしてのドラコンプロのことを馬鹿にしている感じはあるんですよ。ただ飛ばしているだけじゃないかという目で見るんです。僕自身はレッスンやクラブ作りなどを通じてリスペクトしてくれる人もいるので、嫌な思いをしているわけではない。でもツアープロのギャラが1000万円で、ドラコンプロは3万円という状況があるのは事実なわけで。もちろんドラコン選手のレベルが低いからそういうギャラ設定になるとしたら、本物になって価値を上げていかないといけないと思っています」
劣等意識を乗り越えて、山崎は今、積極的にツアープロとの交流を図っていこうとしている。
現在、山崎のドラコンプロとしてのパフォーマンスは、トレーニングなどによって心筋梗塞発症前の80%くらいまで戻っているという。彼は今、この復活に至るまでのトレーニング法の確立を目指している。
「以前はヘッドスピードが61〜62m/sだったのが、今は58〜59 m/sくらい。飛距離は365ヤードだったのが350ヤードくらいです。現在の目標は、トレーニングなどによって一年前の自分と同じくらいまで戻すことです。将来的には60歳でHS60 m/s、70歳で300ヤード、これを余裕で実現する。加齢とともに飛距離も数値も下がることは避けられないという定説の中、それが実現できたら、自分の飛距離に特化したトレーニング法が確立できます。そして、このトレーニングをツアープロなどにも広げることで、世界に対抗できる飛距離を持った日本人選手が輩出できるんじゃないかなと思っているんです」
自らの飛距離に対する追求とそのトレーニング法の確率をツアープロも巻き込んだ形で考えている背景には、ドラコンプロとしてのこんな思いがあったからだ。
「正直、ツアープロはゴルファーとしてのドラコンプロのことを馬鹿にしている感じはあるんですよ。ただ飛ばしているだけじゃないかという目で見るんです。僕自身はレッスンやクラブ作りなどを通じてリスペクトしてくれる人もいるので、嫌な思いをしているわけではない。でもツアープロのギャラが1000万円で、ドラコンプロは3万円という状況があるのは事実なわけで。もちろんドラコン選手のレベルが低いからそういうギャラ設定になるとしたら、本物になって価値を上げていかないといけないと思っています」
劣等意識を乗り越えて、山崎は今、積極的にツアープロとの交流を図っていこうとしている。