睡眠不足はゴルファーにとっては大敵。スコアに直結するパフォーマンスの低下や行き帰りの車の運転の不安、そして前の晩から続く眠れないことのストレスで、楽しいはずのゴルフも憂鬱になってしまうくらいだ。そこで、ラウンドの前日にビタっと眠くなり、翌朝はスッキリと目覚める快眠を求めて、『鍼』による睡眠改善アプローチを体験してみた。

家でできる睡眠改善法を、女性の施術担当者が教えてくれた【写真】

一般に、鍼施療とは全身の2000以上のツボにアプローチして、頭痛、肩こり、筋肉痛の改善、ひいては自律神経の乱れを整えるという療法だ。不眠はこの自律神経の乱れによって睡眠時に交感神経が優位になることで生じるとも言われるので、ラウンドの前に鍼施療は試してみる価値がありそうだ。

今回、記者が受けたのは、東京の千代田区にある脳疲労専門メディカルスパ・ブレインパークの『ととのう90』というコース。価格は1万8700円。名前の通り90分の施術で脳の状態を整えて、頭の中の情報整理、集中力アップ、睡眠の質の向上、眼精疲労改善、といった効果が期待できるそうだが、記者の本命はもちろん睡眠の質の向上とその先にあるラウンド前日の快眠だ。

担当してくれたのは女性で、ブレインパークの施術担当者は全員、鍼灸師の国家資格保有者なので安心だ。

では早速、『ととのう90』コースを受けてみよう。