一方で、この形がすべてではないことも、有村はわかっている。「10人や20人の大会でも、プロアマ形式でも、ジュニアの大会のお手伝いでもいいんです。試合に出られない人が増えていく中、プロゴルファーとしての未来が輝かしくないと、モチベーションが下がっていく。JLPGAの会員が長く活躍する場があって充実すれば、女子ゴルフの全体的な底上げになるかなと思います」。
有村の思いに共感するのは、この日集まった選手たちだけではないはずだ。女性の生き方、働き方が多様化する中、プロゴルファーの人生にも様々な形がある。それが一人でも多くの人に伝わり、応援してもらえるようになるのではないか。そういった面でも、大きな意味を持つイベントとなった。次の形が楽しいに待たれる。(文・小川淳子)
有村の思いに共感するのは、この日集まった選手たちだけではないはずだ。女性の生き方、働き方が多様化する中、プロゴルファーの人生にも様々な形がある。それが一人でも多くの人に伝わり、応援してもらえるようになるのではないか。そういった面でも、大きな意味を持つイベントとなった。次の形が楽しいに待たれる。(文・小川淳子)