プロになって初めての国際試合。人生初のインドネシア。マネージャーやキャディなどは帯同せず一人で現地に入った。「英語も話せないので不安しかない」と話していたが、コースに出れば不安は一掃。「外国ですが動揺せず、ゴルフはいつもどおりできました。ちょっと崩れるかなと思いましたが意外でした」。現地のハウスキャディさんとは英語で話したり、櫻井が教えた日本語でコミュニケーションを取った。
リディア・コ(ニュージーランド)やユ・ソヨン、キム・ヒョージュ(ともに韓国)といった海外女子メジャー覇者も出ていた大会での躍動に手応えを感じるとともに、「自分のゴルフに対する意識、考え方が変わった」という。
憧れを抱くキム・ヒョージュと同じ舞台に立ったことに「テンションが上がりましたし、刺激をもらいました」と目を輝かせる。ヒョージュはアマチュアだった16歳の時に、日本女子ツアーの「サントリーレディス」で優勝を遂げている。その時に存在を知り、スイングに憧れるようになった。
米国を主戦場とするヒョージュと同じ試合に出場するのは、今の櫻井にとっては貴重な機会。「(通訳を介して)話をしてくれて優しくてうれしかったです。好きですっていいました(笑)」。ジャカルタの地では、日本にいればできない経験をした。
ヒョージュら有名選手がクラブハウスから外に出るとギャラリーからサインや写真を頼まれる姿が目に入る。「自分の生まれた土地でもないのにファンがいるって、本当にすごいと思いました。キラキラしていてこういう世界もあるんだなと、憧れが強くなりました」。
もともと海外志向はなく、ツアーが充実している国内重視でプロ生活を送るつもりだったが、ジャカルタで過ごした時間によって「海外の試合で戦いたいと思うようになりました」と海外志向が芽生えた。今季は主戦場のステップで賞金ランキング1位を獲得するのが目標だが、将来の大きな目標も明確となった。(文・小高拓)
リディア・コ(ニュージーランド)やユ・ソヨン、キム・ヒョージュ(ともに韓国)といった海外女子メジャー覇者も出ていた大会での躍動に手応えを感じるとともに、「自分のゴルフに対する意識、考え方が変わった」という。
憧れを抱くキム・ヒョージュと同じ舞台に立ったことに「テンションが上がりましたし、刺激をもらいました」と目を輝かせる。ヒョージュはアマチュアだった16歳の時に、日本女子ツアーの「サントリーレディス」で優勝を遂げている。その時に存在を知り、スイングに憧れるようになった。
米国を主戦場とするヒョージュと同じ試合に出場するのは、今の櫻井にとっては貴重な機会。「(通訳を介して)話をしてくれて優しくてうれしかったです。好きですっていいました(笑)」。ジャカルタの地では、日本にいればできない経験をした。
ヒョージュら有名選手がクラブハウスから外に出るとギャラリーからサインや写真を頼まれる姿が目に入る。「自分の生まれた土地でもないのにファンがいるって、本当にすごいと思いました。キラキラしていてこういう世界もあるんだなと、憧れが強くなりました」。
もともと海外志向はなく、ツアーが充実している国内重視でプロ生活を送るつもりだったが、ジャカルタで過ごした時間によって「海外の試合で戦いたいと思うようになりました」と海外志向が芽生えた。今季は主戦場のステップで賞金ランキング1位を獲得するのが目標だが、将来の大きな目標も明確となった。(文・小高拓)