<JLPGA新人戦 加賀電子カップ 最終日◇9日◇グレートアイランド倶楽部(千葉県)◇6482ヤード・パー72>
今季メジャーでの初優勝を含む2勝を挙げた川崎春花は、最後2メートルほどのボギーパットを沈め、「特別」と語っていた新人戦を制した。
誇らしげに優勝トロフィーを掲げる川崎春花【写真】
2打リードで迎えた最終18番。残り136ヤードから8番アイアンで打った2打目は、これまで数々のドラマを生んだグレートアイランド倶楽部の池に消えた。4打目のアプローチでも微妙な距離を残したが、「このパットをしっかり沈めよう」という気持ちで下りのフックラインをねじ込んだ。ダブルボギーなら6アンダーでホールアウトしていた永嶋花音と並びプレーオフに突入する状況。そんなしびれる場面で、ライバルも「さすがだな」と感服するしかない勝負強さを発揮した。
QTランキング62位で始まった今季。前半戦出場権もままならない状況のなか、自身の初戦はツアー3試合目の「Tポイント×ENEOSゴルフ」だった。さらにそこから3試合連続の予選落ち。「前半戦は思ったような結果がでなかった」と苦しい時期も過ごした。だが、予選会を勝ち抜いて出場した9月の「日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯」を制し、状況がガラリと変わる。
すぐさま「マスターズGCレディース」で2勝目。今振り返ると「充実した1年を過ごすことができた」と言える。さらに2022年を締めくくる優勝。「1年前は想像もしていなかった。それを考えると100点以上ですね」と、最高の評価を自分に与えることもできた。
今季メジャーでの初優勝を含む2勝を挙げた川崎春花は、最後2メートルほどのボギーパットを沈め、「特別」と語っていた新人戦を制した。
誇らしげに優勝トロフィーを掲げる川崎春花【写真】
2打リードで迎えた最終18番。残り136ヤードから8番アイアンで打った2打目は、これまで数々のドラマを生んだグレートアイランド倶楽部の池に消えた。4打目のアプローチでも微妙な距離を残したが、「このパットをしっかり沈めよう」という気持ちで下りのフックラインをねじ込んだ。ダブルボギーなら6アンダーでホールアウトしていた永嶋花音と並びプレーオフに突入する状況。そんなしびれる場面で、ライバルも「さすがだな」と感服するしかない勝負強さを発揮した。
QTランキング62位で始まった今季。前半戦出場権もままならない状況のなか、自身の初戦はツアー3試合目の「Tポイント×ENEOSゴルフ」だった。さらにそこから3試合連続の予選落ち。「前半戦は思ったような結果がでなかった」と苦しい時期も過ごした。だが、予選会を勝ち抜いて出場した9月の「日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯」を制し、状況がガラリと変わる。
すぐさま「マスターズGCレディース」で2勝目。今振り返ると「充実した1年を過ごすことができた」と言える。さらに2022年を締めくくる優勝。「1年前は想像もしていなかった。それを考えると100点以上ですね」と、最高の評価を自分に与えることもできた。