12月30日はタイガー・ウッズの誕生日。44歳になった今のウッズは、デビュー以来、一番いい笑顔をたたえているのではないだろうか。
43歳のタイガー・ウッズ 最新スイング【連続写真】
先ごろ、米経済誌「フォーブス」が発表した「この10年間で最も稼いだアスリート」番付で、公式・非公式を含めた大会で稼いだ賞金等のトータル615ミリオン(約670億円)を誇るウッズが6位にランクされた。
だが、昨今のウッズが黄金時代には見せることがなかった温かい笑顔を輝かせるようになったワケは、ビッグマネーより、ゴルファーとして人間として得られている充実感や達成感のおかげだと思う。
ウッズが米国キャプテンを初めて務めた12月のプレジデンツカップでは、3日目午後のマッチ出場を直前で自ら取りやめ、副キャプテンらが大慌てで米国チームのペアリングを再考するという一幕があった。「肉体的に戦えない」とウッズ自身が明かし、米メディアが即座に報じたため、ウッズの健康状態を危ぶむ空気がゴルフ界に一気に広がった。
しかし、最終日の個人マッチで快勝し、米国チームを逆転勝利に導き、キャプテンとしての重責も果たし、大きな期待にしっかり応えたところは、さすが王者の貫禄だった。
43歳のタイガー・ウッズ 最新スイング【連続写真】
先ごろ、米経済誌「フォーブス」が発表した「この10年間で最も稼いだアスリート」番付で、公式・非公式を含めた大会で稼いだ賞金等のトータル615ミリオン(約670億円)を誇るウッズが6位にランクされた。
だが、昨今のウッズが黄金時代には見せることがなかった温かい笑顔を輝かせるようになったワケは、ビッグマネーより、ゴルファーとして人間として得られている充実感や達成感のおかげだと思う。
ウッズが米国キャプテンを初めて務めた12月のプレジデンツカップでは、3日目午後のマッチ出場を直前で自ら取りやめ、副キャプテンらが大慌てで米国チームのペアリングを再考するという一幕があった。「肉体的に戦えない」とウッズ自身が明かし、米メディアが即座に報じたため、ウッズの健康状態を危ぶむ空気がゴルフ界に一気に広がった。
しかし、最終日の個人マッチで快勝し、米国チームを逆転勝利に導き、キャプテンとしての重責も果たし、大きな期待にしっかり応えたところは、さすが王者の貫禄だった。