4位になったジェイソン・デイ(オーストラリア)もミケルソン同様、復活ぶりを見せた一人だった。かつて「全米プロ」を制し、世界一にも輝いたデイだが、近年は腰痛やさまざまな故障で苦悩し、2018年の「ウェルズ・ファーゴ選手権」以降、勝利から遠ざかっている。
「このツアーで戦える選手という意味で、僕はもはや終わりに近いと妻には言っていた」
キャリアの終焉まで感じ取っていたデイは、上位でプレーする楽しさを今大会で久しぶりに味わい、「自信が戻ってきた。やっぱり僕はゴルフが好き」と喜んでいた。最終日はやはりタフなコンディションに苦しみ、「75」とスコアを落とした。が、それでも4位は立派な復活。「少しでも長くキャリアを保てるように頑張りたい」と前を向いていた。
そして、テイラーも2014年の初優勝以来、6年ぶりに勝利を挙げ、復活の喜びを噛み締めていた。
「自信が戻ってきた」――このフレーズを口にするときの選手たちの表情が、私は大好きだ。
文・舩越園子(ゴルフジャーナリスト)
「このツアーで戦える選手という意味で、僕はもはや終わりに近いと妻には言っていた」
キャリアの終焉まで感じ取っていたデイは、上位でプレーする楽しさを今大会で久しぶりに味わい、「自信が戻ってきた。やっぱり僕はゴルフが好き」と喜んでいた。最終日はやはりタフなコンディションに苦しみ、「75」とスコアを落とした。が、それでも4位は立派な復活。「少しでも長くキャリアを保てるように頑張りたい」と前を向いていた。
そして、テイラーも2014年の初優勝以来、6年ぶりに勝利を挙げ、復活の喜びを噛み締めていた。
「自信が戻ってきた」――このフレーズを口にするときの選手たちの表情が、私は大好きだ。
文・舩越園子(ゴルフジャーナリスト)