「どれだけ成功しても、それ以上のものが欲しくなる。皆、同じじゃないかな。ルーキーのときに17勝するとは想像もつかなかったし、27年後にプレーしているとも思わなかった。自分のキャリアをうれしく思うが、それでもまだやり残したことがある」
フューリクがレギュラーツアーで十分に通用するのは、結果が物語っている。新型コロナウィルスの影響でツアーが中断する前は3試合で予選落ちを喫したが、2020年シーズンに入った「セーフウェイオープン」で17位タイ、「RSMクラシック」で23位にそれぞれ入っている。もう少しさかのぼると、2019年3月の「プレーヤーズ選手権」がよみがえる。最終日に「67」をマークし、優勝したローリー・マキロイに1打差まで迫ったのだ。
「しばらく優勝できるような位置で戦えていなかったので、懐かしい感覚だった。自分のプレーを誇りに思えた」
2017年から肩の故障に悩まされてきたが、まだまだ最高のプレーができることを証明した。50歳になった今、フューリクが鮮明に思い返すのは、初優勝の1995年「シュライナーズ・ホスピタル・フォー・チルドレンオープン」だ。
「ノーザンテレコム・オープンでトップ10入りし、それから初優勝を迎えたんだ。ここでキャリアが積めるんだ、と感じたね。ゴルフはめまぐるしく調子が変わるから、常に一生懸命やってきたけど、趣味を仕事にするには注意も必要だよ。どういうことかって? 楽しむことを忘れてしまう。楽しんでいる人は、少年の心をもってプレーしていると思うよ」
50歳を目前にしても、心は14歳のころを忘れていない。コーチである父のマイクと作り上げた、アップライトのスイングで今も戦っている。
フューリクがレギュラーツアーで十分に通用するのは、結果が物語っている。新型コロナウィルスの影響でツアーが中断する前は3試合で予選落ちを喫したが、2020年シーズンに入った「セーフウェイオープン」で17位タイ、「RSMクラシック」で23位にそれぞれ入っている。もう少しさかのぼると、2019年3月の「プレーヤーズ選手権」がよみがえる。最終日に「67」をマークし、優勝したローリー・マキロイに1打差まで迫ったのだ。
「しばらく優勝できるような位置で戦えていなかったので、懐かしい感覚だった。自分のプレーを誇りに思えた」
2017年から肩の故障に悩まされてきたが、まだまだ最高のプレーができることを証明した。50歳になった今、フューリクが鮮明に思い返すのは、初優勝の1995年「シュライナーズ・ホスピタル・フォー・チルドレンオープン」だ。
「ノーザンテレコム・オープンでトップ10入りし、それから初優勝を迎えたんだ。ここでキャリアが積めるんだ、と感じたね。ゴルフはめまぐるしく調子が変わるから、常に一生懸命やってきたけど、趣味を仕事にするには注意も必要だよ。どういうことかって? 楽しむことを忘れてしまう。楽しんでいる人は、少年の心をもってプレーしていると思うよ」
50歳を目前にしても、心は14歳のころを忘れていない。コーチである父のマイクと作り上げた、アップライトのスイングで今も戦っている。