ユナイテッド・ヘルス・グループから提供された300万ドルはスキンズへ、ファーマーズ・インシュアランスからの100万ドルはバーディ&イーグル賞に充当され、両チームはテレビ初公開となった“秘境”、セミノールGCで熱いマッチを展開した。
序盤は下馬評通り、マキロイ&DJがリードしたが、折り返しごろからファウラー&ウルフが形勢逆転。しかし、最後はキャリーオーバーされた6スキンズ(110万ドル)を19ホール目となった17番(パー3)のニアピン合戦でマキロイが獲得。合計185万ドルを手に入れたマキロイ&DJ組が115万ドルのファウラー&ウルフ組を下し、勝利した。これらの賞金はそれぞれCDC財団と全米ナース財団へ寄付され、視聴者からの寄付などを合わせた今大会のチャリティ総額は550万3959ドルに達した。
ところで、今回のマッチはゴルフが米国社会へ貢献できたという以外にも、いろいろな意味や意義があった。
昨年のZOZOチャンピオンシップのようにビッグ大会を「無観客」で開催した経験は米ツアーでは過去にもあったが、会場入りする全員にマスク着用を求め、テレビ解説者や進行役がリモート出演というのは初の試みだった。
トッププレーヤーたちがハイファイブをすることなく、ソーシャル・ディスタンスを保ちながらセルフで回るテレビマッチは、従来とは異なる静かな雰囲気ではあったが、そのぶん、見る側は自ずと彼らのプレーそのものを以前より凝視することになり、ゴルフの本来の姿をより深く楽しむことにつながった。
「ハイファイブしたいけど今は我慢。それでも楽しみながらプレーできた」(マキロイ)
序盤は下馬評通り、マキロイ&DJがリードしたが、折り返しごろからファウラー&ウルフが形勢逆転。しかし、最後はキャリーオーバーされた6スキンズ(110万ドル)を19ホール目となった17番(パー3)のニアピン合戦でマキロイが獲得。合計185万ドルを手に入れたマキロイ&DJ組が115万ドルのファウラー&ウルフ組を下し、勝利した。これらの賞金はそれぞれCDC財団と全米ナース財団へ寄付され、視聴者からの寄付などを合わせた今大会のチャリティ総額は550万3959ドルに達した。
ところで、今回のマッチはゴルフが米国社会へ貢献できたという以外にも、いろいろな意味や意義があった。
昨年のZOZOチャンピオンシップのようにビッグ大会を「無観客」で開催した経験は米ツアーでは過去にもあったが、会場入りする全員にマスク着用を求め、テレビ解説者や進行役がリモート出演というのは初の試みだった。
トッププレーヤーたちがハイファイブをすることなく、ソーシャル・ディスタンスを保ちながらセルフで回るテレビマッチは、従来とは異なる静かな雰囲気ではあったが、そのぶん、見る側は自ずと彼らのプレーそのものを以前より凝視することになり、ゴルフの本来の姿をより深く楽しむことにつながった。
「ハイファイブしたいけど今は我慢。それでも楽しみながらプレーできた」(マキロイ)