本来であれば今週は海外男子メジャー「全英オープン」が開催されているはずだった。しかし大会は新型コロナウイルス感染拡大の影響で、第2次世界大戦中の1945年以来75年ぶりの中止に。そこで、少しでも世界最古のゴルフトーナメントへの思いを馳せてもらおうと、昨年現地取材に行った記者の話を紹介。初めてタイガー・ウッズ(米国)を間近にした人は、どうなってしまうのでしょうか?
タイガー・ウッズの18年前と今のスイングを連続写真で比較
ちょうど1年前、私は英国・北アイルランドのロイヤルポートラッシュGCに居ました。そこで行われた全英オープンを取材するためだったのですが、海外メジャーはおろか、海外取材も初めての経験。なんなら海外に行くこと自体も初めてのようなもので、不安だらけの一週間となりました。
7月18日(木)の開幕に合わせ、現地にはその週の14日(日)に到着。着いた日は軽くコースを見て回り、翌日から本格的に取材を始めるというスケジュールが組まれました。しかし恥ずかしながら英語が話せないこともあり、『今いる場所が日本ではない』という意識がさらに緊張感を高めました。
そして“仕事はじめ”となった月曜日。その緊張が最大になるできごとが起きました。
この日プレスセンターに入った私は、同行した先輩記者や、現地でお世話になるライターの動きを横目に見ながら、まず開幕までに行われる公式記者会見の情報をチェック。ずらりと並ぶ世界トップクラスの選手のなかには、もちろん“Tiger Woods”という名前も書かれています。会見は翌日の火曜日に実施。タイガー・ウッズ選手が喋れば、確実に原稿になるため頭に入れておきます。
タイガー・ウッズの18年前と今のスイングを連続写真で比較
ちょうど1年前、私は英国・北アイルランドのロイヤルポートラッシュGCに居ました。そこで行われた全英オープンを取材するためだったのですが、海外メジャーはおろか、海外取材も初めての経験。なんなら海外に行くこと自体も初めてのようなもので、不安だらけの一週間となりました。
7月18日(木)の開幕に合わせ、現地にはその週の14日(日)に到着。着いた日は軽くコースを見て回り、翌日から本格的に取材を始めるというスケジュールが組まれました。しかし恥ずかしながら英語が話せないこともあり、『今いる場所が日本ではない』という意識がさらに緊張感を高めました。
そして“仕事はじめ”となった月曜日。その緊張が最大になるできごとが起きました。
この日プレスセンターに入った私は、同行した先輩記者や、現地でお世話になるライターの動きを横目に見ながら、まず開幕までに行われる公式記者会見の情報をチェック。ずらりと並ぶ世界トップクラスの選手のなかには、もちろん“Tiger Woods”という名前も書かれています。会見は翌日の火曜日に実施。タイガー・ウッズ選手が喋れば、確実に原稿になるため頭に入れておきます。