「フェースはワイドな開き方をする。そして体の使い方やバランスもきれいです。それによって高いボールや低いボールを打ち分けて、戦略的にコースを攻めることができます。ポイントはソールが入っていくスピードと入射角。ちょっとでもソールが深く入ってしまうと体を回転させるスピードを抑えなくてはならないのですが、リョウは体全体の流れが止まらないので、ソールが入るスピードを一定にできるのです」
昨年から石川はセッティングを大幅に見直した。それまではアイアンセットのPWに加え52度、59度のウェッジを入れていたが、アイアンセットのPWを抜いて、47度、52度、56度、60度の4本のウェッジを投入。それにより、ウェッジで対応できる距離の幅を増やす狙いがある。石川自身が「140ヤード以内を自分の得意ゾーンにしたい。それが自分にとって勝負になってくる」と話している。
クリーブランドも「セットのPWを抜いてウェッジを4本にすることは、短い距離の精度を高めるうえでは非常に良い判断だと思います。ウェッジはセットのPWとはもともとの作りが違います。ウェッジにすることで、よりボールにスピンをかけたり、より精度の高いショットが可能になる。技術力を磨き上げることができれば、良い選択肢だと思います」と、“140ヤード以内”を意識した石川のセッティングに太鼓判を押す。米ツアー屈指の難コースで、石川がどんな攻め方を見せるのか注目したい。
ちなみに、石川の使う『JAWS FORGED ウェッジ』は上田桃子やラームもバッグに入れている。もともと軟鉄鍛造を好む日本人のために作られたモデルだったが、米国で選手たちに提供したところ好評だったため、米国でも市販されることになったという。
「このウェッジはネックからヘッドにつながるカーブの部分をできるだけ真っすぐにしています。そうすることでセットするときに見やすくなる。ソールはCグラインドで、あらゆる状況に対応できるようにトゥ側とヒール側の肉を落としています。グラインドの影響で、ヘッドの重心が高くなり、スピンがかかりやすい。そして、グレードグルーブス!ジョーズ!!」。クリーブランドはウェッジのPRも忘れなかった。
昨年から石川はセッティングを大幅に見直した。それまではアイアンセットのPWに加え52度、59度のウェッジを入れていたが、アイアンセットのPWを抜いて、47度、52度、56度、60度の4本のウェッジを投入。それにより、ウェッジで対応できる距離の幅を増やす狙いがある。石川自身が「140ヤード以内を自分の得意ゾーンにしたい。それが自分にとって勝負になってくる」と話している。
クリーブランドも「セットのPWを抜いてウェッジを4本にすることは、短い距離の精度を高めるうえでは非常に良い判断だと思います。ウェッジはセットのPWとはもともとの作りが違います。ウェッジにすることで、よりボールにスピンをかけたり、より精度の高いショットが可能になる。技術力を磨き上げることができれば、良い選択肢だと思います」と、“140ヤード以内”を意識した石川のセッティングに太鼓判を押す。米ツアー屈指の難コースで、石川がどんな攻め方を見せるのか注目したい。
ちなみに、石川の使う『JAWS FORGED ウェッジ』は上田桃子やラームもバッグに入れている。もともと軟鉄鍛造を好む日本人のために作られたモデルだったが、米国で選手たちに提供したところ好評だったため、米国でも市販されることになったという。
「このウェッジはネックからヘッドにつながるカーブの部分をできるだけ真っすぐにしています。そうすることでセットするときに見やすくなる。ソールはCグラインドで、あらゆる状況に対応できるようにトゥ側とヒール側の肉を落としています。グラインドの影響で、ヘッドの重心が高くなり、スピンがかかりやすい。そして、グレードグルーブス!ジョーズ!!」。クリーブランドはウェッジのPRも忘れなかった。