■松山英樹は初日の入りに注目
「確かに松山選手が上位に行く試合ではトーマスも上位にいたりする。あれ以来、気になる存在ではありますよね。でも意外と『チーム松山』はそこまでトーマスを意識していないみたいです。あのときはトーマスに負けたというよりも、松山選手本人の体力的な限界もあったと思う。前の週に松山選手がWGC-ブリヂストン招待に優勝して、そのまま(全米プロの会場の)クエール・ホローCに入って月曜日からゴリゴリ練習していたんですよ。真夏の暑さのなかで(17年は8月開催)、最後の最後の最終日の後半で体力的にもたなかった。本人も自覚している部分はあると思います」
やはり気になるのは、松山をはじめとする星野陸也、金谷拓実の日本勢の戦いだ。「先週、約1カ月ぶりにツアーに戻ってきて予選に通りましたし、松山選手は期待していいと思います。いつもは『絶対に勝ってやる』という感じで、初日をすごく大事に行くんですけど、もうマスターズを獲っていますし、気楽に初日を迎えられれば、ポンポンと行ける可能性はある。松山選手に関しては初日の入りを僕はすごく注目しています」
メジャーに関係なく、松山といえば初日に出遅れても、終わってみれば上位にいることが多い。「松山選手のすごさは4日間で戦っているところなんですよ。当然どんな試合も優勝を目指していくんですけど、3日目が終わって物理的に優勝が難しいときもある。そうなったら、ターゲットラインを25位以内に向けていると思うんです。これはなぜかというと、基本的に25位以内に入っていれば世界ランキングが落ちることがないからなんです」
ここで松山のこれまでの成績を振り返ってみると、米ツアー初優勝を挙げた14年は20試合に出場してトップ25は12回、同様に15年は25試合で19回、16年は23試合で14回、17年は22試合で12回、18年は21試合で12回、19年は24試合で15回、20年は20試合で14回と、毎年半分以上の試合でトップ25に入っている。
「我々は反省しないといけない。『優勝がない、優勝がない』って言っているけど、これはすごいことです。年間王者を決めるフェデックスカップ・ランキングでも、28位が一回あるだけで、あとは全部20位以内に入っています。最終戦のツアー選手権には7年連続で出ている。だから世界ランキングは常に上位なんです」
「確かに松山選手が上位に行く試合ではトーマスも上位にいたりする。あれ以来、気になる存在ではありますよね。でも意外と『チーム松山』はそこまでトーマスを意識していないみたいです。あのときはトーマスに負けたというよりも、松山選手本人の体力的な限界もあったと思う。前の週に松山選手がWGC-ブリヂストン招待に優勝して、そのまま(全米プロの会場の)クエール・ホローCに入って月曜日からゴリゴリ練習していたんですよ。真夏の暑さのなかで(17年は8月開催)、最後の最後の最終日の後半で体力的にもたなかった。本人も自覚している部分はあると思います」
やはり気になるのは、松山をはじめとする星野陸也、金谷拓実の日本勢の戦いだ。「先週、約1カ月ぶりにツアーに戻ってきて予選に通りましたし、松山選手は期待していいと思います。いつもは『絶対に勝ってやる』という感じで、初日をすごく大事に行くんですけど、もうマスターズを獲っていますし、気楽に初日を迎えられれば、ポンポンと行ける可能性はある。松山選手に関しては初日の入りを僕はすごく注目しています」
メジャーに関係なく、松山といえば初日に出遅れても、終わってみれば上位にいることが多い。「松山選手のすごさは4日間で戦っているところなんですよ。当然どんな試合も優勝を目指していくんですけど、3日目が終わって物理的に優勝が難しいときもある。そうなったら、ターゲットラインを25位以内に向けていると思うんです。これはなぜかというと、基本的に25位以内に入っていれば世界ランキングが落ちることがないからなんです」
ここで松山のこれまでの成績を振り返ってみると、米ツアー初優勝を挙げた14年は20試合に出場してトップ25は12回、同様に15年は25試合で19回、16年は23試合で14回、17年は22試合で12回、18年は21試合で12回、19年は24試合で15回、20年は20試合で14回と、毎年半分以上の試合でトップ25に入っている。
「我々は反省しないといけない。『優勝がない、優勝がない』って言っているけど、これはすごいことです。年間王者を決めるフェデックスカップ・ランキングでも、28位が一回あるだけで、あとは全部20位以内に入っています。最終戦のツアー選手権には7年連続で出ている。だから世界ランキングは常に上位なんです」