<東京五輪ゴルフ競技(男子) 最終日◇1日◇霞ヶ関カンツリー倶楽部(埼玉県)◇7447ヤード・パー71>
日本代表の丸山茂樹ヘッドコーチ(HC)が、男子の4日間を振り返り、メダルを争った松山英樹に労いの言葉をおくった。最終日をトップと1打差の2位で迎えた松山だったが、勝負所のパットに泣かされ逆転は叶わず。最後は7人の選手による“3位決定プレーオフ”で敗れ、表彰台にあと一歩届かなかった。
激闘を演じた松山英樹を労う丸山茂樹【写真】
その戦いぶりについて、丸山HCは「残念だけど、それ以上に素晴らしいものを見せてもらった。一打の重みを改めて感じた。本人が一番くやしいと思う」と話す。5番で1メートルのバーディパットを外すと、追い上げムードが漂ったなか終盤の15番、17番でもショートパットが決まらなかった。松山自身も「「17番が終わった時点で、ほぼ(銀メダルすらも)ないと思っていた」と悟ったことを振り返ったが、日米通算13勝を誇る丸山HCにもそのプレー中の気持ちは痛いほど伝わってきた。
「いい流れのなかで足元をすくわれる、またかよみたいな展開がゴルフにはよくある。ゴルフで一番腹がたつ流れ。ただ、みんなこういう経験はたくさんします。ザンダー(金メダルを獲得したザンダー・シャウフェレ)もマスターズで悔しい思いをして、同じことを繰り返さないぞという思いが届いたのかもしれない。ゴルフは不思議なスポーツです」
自身も2002年に、伊沢利光とのコンビで出場した「EMCワールドカップ」で優勝するなど“日本代表”としての戦いを経験。その時の自分の気持ちと重ね合わせながら「間違いなく(松山は)悔しさでいっぱいだと思う。煮えくりかえってると思う。代表戦はワクワクする。最初は嫌だけど、次はやっつけたいと思うんです」と、これを糧にさらなるエースの奮起に期待した。
日本代表の丸山茂樹ヘッドコーチ(HC)が、男子の4日間を振り返り、メダルを争った松山英樹に労いの言葉をおくった。最終日をトップと1打差の2位で迎えた松山だったが、勝負所のパットに泣かされ逆転は叶わず。最後は7人の選手による“3位決定プレーオフ”で敗れ、表彰台にあと一歩届かなかった。
激闘を演じた松山英樹を労う丸山茂樹【写真】
その戦いぶりについて、丸山HCは「残念だけど、それ以上に素晴らしいものを見せてもらった。一打の重みを改めて感じた。本人が一番くやしいと思う」と話す。5番で1メートルのバーディパットを外すと、追い上げムードが漂ったなか終盤の15番、17番でもショートパットが決まらなかった。松山自身も「「17番が終わった時点で、ほぼ(銀メダルすらも)ないと思っていた」と悟ったことを振り返ったが、日米通算13勝を誇る丸山HCにもそのプレー中の気持ちは痛いほど伝わってきた。
「いい流れのなかで足元をすくわれる、またかよみたいな展開がゴルフにはよくある。ゴルフで一番腹がたつ流れ。ただ、みんなこういう経験はたくさんします。ザンダー(金メダルを獲得したザンダー・シャウフェレ)もマスターズで悔しい思いをして、同じことを繰り返さないぞという思いが届いたのかもしれない。ゴルフは不思議なスポーツです」
自身も2002年に、伊沢利光とのコンビで出場した「EMCワールドカップ」で優勝するなど“日本代表”としての戦いを経験。その時の自分の気持ちと重ね合わせながら「間違いなく(松山は)悔しさでいっぱいだと思う。煮えくりかえってると思う。代表戦はワクワクする。最初は嫌だけど、次はやっつけたいと思うんです」と、これを糧にさらなるエースの奮起に期待した。