「シュライナーズ・チルドレン・オープン」を制したのは、23歳の韓国人選手、イム・ソンジェだった。最終日はスコアを9つ伸ばす快進撃を披露し、2位に4打差をつけての圧勝で米ツアー通算2勝目を飾った。
松山英樹のドライバースイングをコマ送りで
日本のゴルフファンなら、かつて日本ツアーで戦っていたイムのことを覚えている方も多いと思う。だが、日本で参戦していたのはわずか2年間だけで、一度も優勝がなかったことを考えると、彼の印象が日本に強く残っていないとしても不思議ではない。
しかしイムの存在は、実を言えば、きわめて驚異的で、彼は松山英樹と並ぶ「アジア人ゴルファーの星」と言っても過言ではない。そして、松山より6つも若い彼のこれからの可能性は果てしなく大きい。
そもそもイムのプロゴルファーとしてのキャリアの始まり方に、彼の並外れた度胸と勇気が見て取れる。
まだ17歳の高校生だった2015年、イムは日本ツアーの予選会に挑み、プロ転向した。2016年からは「高校生プロ」として日本ツアー参戦を開始。韓国体育大学に進学した2017年は「大学生プロ」として日本ツアー参戦を続け、その2年間、優勝にはぎりぎり手が届かなかったが、GTPA(日本ゴルフトーナメント振興協会)のルーキー・オブ・ザ・イヤーを受賞するほどの活躍を見せた。
松山英樹のドライバースイングをコマ送りで
日本のゴルフファンなら、かつて日本ツアーで戦っていたイムのことを覚えている方も多いと思う。だが、日本で参戦していたのはわずか2年間だけで、一度も優勝がなかったことを考えると、彼の印象が日本に強く残っていないとしても不思議ではない。
しかしイムの存在は、実を言えば、きわめて驚異的で、彼は松山英樹と並ぶ「アジア人ゴルファーの星」と言っても過言ではない。そして、松山より6つも若い彼のこれからの可能性は果てしなく大きい。
そもそもイムのプロゴルファーとしてのキャリアの始まり方に、彼の並外れた度胸と勇気が見て取れる。
まだ17歳の高校生だった2015年、イムは日本ツアーの予選会に挑み、プロ転向した。2016年からは「高校生プロ」として日本ツアー参戦を開始。韓国体育大学に進学した2017年は「大学生プロ」として日本ツアー参戦を続け、その2年間、優勝にはぎりぎり手が届かなかったが、GTPA(日本ゴルフトーナメント振興協会)のルーキー・オブ・ザ・イヤーを受賞するほどの活躍を見せた。