初優勝から2勝目までの間に彼が積んできたという「それ以上の努力」の中には、チームの強化があった。今週、イムの傍らで黙々と彼を支えていたキャディは「東京五輪の少し前から一緒にやり始めた」という新キャディだ。今年は春ごろから新しいトレーナーも付け、サポート体制を一新、強化した。
転戦スタイルも大きく変えた。これまではホテルからホテルへと動いていたが、今年はジョージア州アトランタに家を購入。米国に初めて拠点を定めたことで「気持ちの上でも落ち着いた」。
プロ生活6年目とはいえ、まだ23歳のイムは、いまなおひとつひとつトライしては学んでいく成長過程にある。そんな成長の途上で早くも米ツアー2勝目を挙げたところに、今後のさらなる飛躍の可能性を感じさせられる。
その一方で、才能あふれる彼が米ツアー出場50試合目でようやく初優勝を挙げ、100試合目にして、やっと2勝目を挙げたことは、米ツアーという場所が簡単には勝たせてくれない厳しい戦場であることを示している。
今、世界ランキングでトップ30に入っているアジア人は、松山とイムの2人だけ。どちらも「アジアの星」と言っていい。どちらも来週は「ザ・CJカップ」、再来週は日本開催の「ZOZO Championship」に挑む予定だ。
早くも2週連続優勝が期待されている次戦は、今年は米国ネバダ州のサミットGCで行われるが、例年はイムが育った韓国のホームコース、ナインブリッジで行われていた。そして、ZOZO Championshipでは松山の母国優勝に大きな期待と注目が集まっている。これからの2週間は、とりわけアジアが熱くなりそうで楽しみだ。
転戦スタイルも大きく変えた。これまではホテルからホテルへと動いていたが、今年はジョージア州アトランタに家を購入。米国に初めて拠点を定めたことで「気持ちの上でも落ち着いた」。
プロ生活6年目とはいえ、まだ23歳のイムは、いまなおひとつひとつトライしては学んでいく成長過程にある。そんな成長の途上で早くも米ツアー2勝目を挙げたところに、今後のさらなる飛躍の可能性を感じさせられる。
その一方で、才能あふれる彼が米ツアー出場50試合目でようやく初優勝を挙げ、100試合目にして、やっと2勝目を挙げたことは、米ツアーという場所が簡単には勝たせてくれない厳しい戦場であることを示している。
今、世界ランキングでトップ30に入っているアジア人は、松山とイムの2人だけ。どちらも「アジアの星」と言っていい。どちらも来週は「ザ・CJカップ」、再来週は日本開催の「ZOZO Championship」に挑む予定だ。
早くも2週連続優勝が期待されている次戦は、今年は米国ネバダ州のサミットGCで行われるが、例年はイムが育った韓国のホームコース、ナインブリッジで行われていた。そして、ZOZO Championshipでは松山の母国優勝に大きな期待と注目が集まっている。これからの2週間は、とりわけアジアが熱くなりそうで楽しみだ。