米ツアーの舞台はハワイから米本土に移り、カリフォルニア州ロサンゼルス郊外のパームスプリングスで、「ザ・アメリカン・エキスプレス」が開催された。優勝争いは、今季ルーキーの選手たちや初優勝を狙う選手たちで大混戦となったが、上がり3ホールで3つスコアを伸ばした34歳の米国人、ハドソン・スワフォードが2位に2打差で勝利。通算3勝目を挙げた。
前身大会で初優勝した時の若きスワフォード【写真】
「15番のボギーのあと、深呼吸した。忍耐だ、これで終わりなんてことは決してないんだと自分に言い聞かせた。何だって起こりうるんだと思い、我慢し続けた」
最後の最後にモノを言ったのは、強い精神力。16番のイーグル、17番のバーディ、そして18番でクラッチパットを沈めたパーの締めくくり。ラスト3ホールの見事なプレーとガッツポーズがとても印象的だった。
振り返れば、ジョージア大を卒業後、2年間の下部ツアー生活を経験したスワフォードがPGAツアーにデビューしたのは2014年のこと。そして17年に初優勝を挙げたのは、実を言えば、今大会だった。
しかし当時の大会名は、「キャリア・ビルダー・チャレンジ」だった。現在のザ・アメリカン・エキスプレスになってからは、今年が3度目の開催。それ以前は何だったかと思って時間を遡ってみると、19年は「デザート・クラシック」、16年から18年は「キャリア・ビルダー・チャレンジ」、12年から15年は「ヒューマナ・チャレンジ」。その前の3年間は「ボブ・ホープ・クラシック」だった。そう、この大会には、長年、米国を代表する名コメディアン、ボブ・ホープの名が冠されていた。
前身大会で初優勝した時の若きスワフォード【写真】
「15番のボギーのあと、深呼吸した。忍耐だ、これで終わりなんてことは決してないんだと自分に言い聞かせた。何だって起こりうるんだと思い、我慢し続けた」
最後の最後にモノを言ったのは、強い精神力。16番のイーグル、17番のバーディ、そして18番でクラッチパットを沈めたパーの締めくくり。ラスト3ホールの見事なプレーとガッツポーズがとても印象的だった。
振り返れば、ジョージア大を卒業後、2年間の下部ツアー生活を経験したスワフォードがPGAツアーにデビューしたのは2014年のこと。そして17年に初優勝を挙げたのは、実を言えば、今大会だった。
しかし当時の大会名は、「キャリア・ビルダー・チャレンジ」だった。現在のザ・アメリカン・エキスプレスになってからは、今年が3度目の開催。それ以前は何だったかと思って時間を遡ってみると、19年は「デザート・クラシック」、16年から18年は「キャリア・ビルダー・チャレンジ」、12年から15年は「ヒューマナ・チャレンジ」。その前の3年間は「ボブ・ホープ・クラシック」だった。そう、この大会には、長年、米国を代表する名コメディアン、ボブ・ホープの名が冠されていた。