＜全米オープン　2日目◇17日◇ザ・カントリークラブ（米マサチューセッツ州）◇7264ヤード・パー70＞

4年ぶりの全米オープンの舞台に立った小平智は、3バーディ・4ボギーの「71」で回ったが、初日「74」の出遅れが響いてトータル5オーバー・82位タイで予選落ちに終わった。

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インから出た小平は11番パー3で1打目を1.5メートルにつけてバーディ先行としたが、14番、15番で連続ボギー。17番のバーディでスコアを戻したが、18番、折り返した1番で連続ボギーを喫した。その後はパーを並べると8番パー5で2オンに成功してバーディを奪うなど見せ場も作ったが、予選通過には2打及ばなかった。

「久々に全米オープンを味わえたので充実した2日間でした」。前週カナダで行われた全米オープン最終予選では、寒い雨の中で1日36ホールを回り、3度目の本戦切符をつかんだ。しかし、そこで腰を痛めて前週の「カナディアンオープン」は途中棄権。腰に不安を抱えながらの戦いとなったが、「この状況でやれたことで自分の経験値にもなるし、そこはプラスにとらえています」と話した。

昨季米国のシード権を失った小平は、今季米国男子ツアーは11試合目。「ソニーオープンinハワイ」での12位タイなど、フェデックスポイントランキングは163位につけている。今季は限られた試合数の中、同125位までのシード権はもちろん、200位以内に入って入れ替え戦に出場し、来季の出場権獲得を目指している。