「全英オープン」2日目の午後2時59分、1番ティでスタートを待つローリー・マキロイ(北アイルランド)の視線の先には、18番ティに立つタイガー・ウッズ(米国)の姿があった。トータル9オーバーは、タイガーは週末に進めないことを意味していた。
聖地でもう一度見たい! タイガー・ウッズのドライバースイング【連続写真】
コリン・モリカワ(米国)に続き大歓声の中でティショットをフェアウェイに打ったマキロイが歩き始めると、今度はタイガーがティショットを放ち、18番と1番のフェアウェイで交差した。
大歓声に包まれた聖地、スウィルカン・ブリッジで帽子を振りながら渡ったタイガー。マキロイは小さくキャップに左手をかけて「敬意」のサインを送った。その思いはしっかりとタイガーに届いていた。
「18番のスタンディングオベーションは本当に心に響いた。1番から出て行く選手とすれ違って…ローリーが帽子に手をかけるのが見えた。(次の組の)JT(ジャスティン・トーマス)も同じことをしてくれた。ものすごく敬意を感じて感情がこみ上げた」とタイガーの目には涙が溢れた。
そんなタイガーの姿を見守ったマキロイは「(タイガーの)スコアが9アンダーだったら良かったのに…。これがタイガーの最後のオールドコースにならないことを願う。タイガーはそれだけのことをしてきたのだから」と語気を強めた。
聖地でもう一度見たい! タイガー・ウッズのドライバースイング【連続写真】
コリン・モリカワ(米国)に続き大歓声の中でティショットをフェアウェイに打ったマキロイが歩き始めると、今度はタイガーがティショットを放ち、18番と1番のフェアウェイで交差した。
大歓声に包まれた聖地、スウィルカン・ブリッジで帽子を振りながら渡ったタイガー。マキロイは小さくキャップに左手をかけて「敬意」のサインを送った。その思いはしっかりとタイガーに届いていた。
「18番のスタンディングオベーションは本当に心に響いた。1番から出て行く選手とすれ違って…ローリーが帽子に手をかけるのが見えた。(次の組の)JT(ジャスティン・トーマス)も同じことをしてくれた。ものすごく敬意を感じて感情がこみ上げた」とタイガーの目には涙が溢れた。
そんなタイガーの姿を見守ったマキロイは「(タイガーの)スコアが9アンダーだったら良かったのに…。これがタイガーの最後のオールドコースにならないことを願う。タイガーはそれだけのことをしてきたのだから」と語気を強めた。