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「アイスマン」の史上初の快挙とPGAツアーの未来【舩越園子コラム】

「アイスマン」の史上初の快挙とPGAツアーの未来【舩越園子コラム】

配信日時:2022年8月22日 12時00分

実際、話題に溢れた4日間だった。日本の松山英樹はルール上のハプニングに次々に遭遇。そのたびに選手仲間であるジョン・ラームに助けられ、ギャラリーに助けられ、首痛などの不調を抱えながらも72ホールを乗り切り、35位タイながら、最終戦への意欲を新たにしている。

初日と2日目の話題をさらったのは、マスターズ覇者のスコッティ・シェフラーと、プレーオフ第1戦の「フェデックス・セントジュード選手権」で悲願の初優勝を遂げたばかりのウィル・ザラトリスが、幼少時代からのライバル関係の再現のごとく、ランク1位と2位の立場で、ともに競い合ったこと。

残念ながらザラトリスは腰痛を発症し、3日目に途中棄権。すると、そこから先は、今大会で4日間、同組となったキャントレーとザンダー・シャウフェレの戦いに注目が移っていった。キャントレーとシャウフェレは2019年のプレジデンツカップ以降、しばしば練習ラウンドをともに回るほどの親しい仲だ。

そんな2人が最終組で回った最終日は、スコット・ストーリングスやシェフラー、アダム・スコットらを交えた大混戦となったが、熱戦のなかで相変わらず冷静さを保ち続けたキャントレーが優勝ににじり寄っていった戦いは、PGAツアーならではのハイレベルな優勝争いだった。

「17番のバーディは予想外の転機となり、それがビッグなアドバンテージとなって18番を迎えることができた」

自身の戦いぶりを冷静に振り返り、勝因を分析したカントレーの様子は、さすが「アイスマン」だった。そうやって昔も今も手に汗握る熱戦が展開されてはいるものの、PGAツアーの選手たちは仲間たちを次々に引き抜いていくLIVゴルフに頭を痛め、彼らなりに対抗策を打ち出そうとしている。

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