日本開催の「ZOZOチャンピオンシップ」を終えたPGAツアーは、舞台を米サウスカロライナ州に移し、20日（木）からコンガリーGCで「CJカップ」が開催される。大会連覇がかかるローリー・マキロイ（北アイルランド）が、ここで2022-23年シーズンをスタートさせるが、現在の世界ランキング2位から、成績次第で世界一を取り戻す可能性がある。

マキロイの子供がかわいすぎて、まるで天使【写真】

2022年マスターズ・チャンピオンのスコッティ・シェフラー（米国）が、4月以降“世界一”の座を守る長期政権を築いているが、今週、マキロイが優勝、もしくは単独2位に入れば、シェフラーの順位によっては逆転する可能性があると、世界ランキンググルのNosferatsuがツイートした。

マキロイは、8月に昨季のPGAツアー最終戦「ツアー選手権」で勝利。以降はDPワールド（欧州）ツアーに参戦し、9月は「BMW　PGA選手権」で2位、「DSオートモビルズ イタリアオープン」で4位、10月に入り「アルフレッド・ダンヒル・リンクス選手権」で4位と好調が続いている。一方のシェフラーの今季は米国と世界選抜による対抗戦「プレジデンツカップ」に出場したのみ。0勝3分け1敗と残念な結果に終わった。

マキロイが世界ランキング1位を奪還すれば20年7月以来となる。CJカップが開催されるコンガリーGCはリンクスタイプのコースで、世界ランキング1位のシェフラーを筆頭に、ジョン・ラーム（スペイン）、ジャスティン・トーマス（米国）、ジョーダン・スピース（米国）、松山英樹らトップ選手が参戦する。（文・武川玲子＝米国在住）