R&A:怪我と不調で苦しんできたが、セントアンドリュースで復調はなると思うか。
ウッズ:すでに話をしたこともあるが、ザ・メモリアル・トーナメントでは最悪のパフォーマンスを見せた。正直あれは、私のキャリアの中でも最低の出来事だった。簡単なコースではないが、散々なプレーをした。結果的にそれがグリーンブライヤーでのパフォーマンスにつながり、日曜日は過去2年間でおそらく最高のプレーができた。今週を迎えるにあたって、良い形でここに入れた。到着後の練習ラウンドでも、同様にいいボールが打てている。
R&Aすべての栄冠を勝ち取ったともいえる素晴らしいキャリアを過ごしてきたが、いまだにコース上でナーバスになることはあるのか。
ウッズ:確実にある。いつもナーバスだよ。1番のティショットもそう、ナーバスになる。大事なことだと考えているからだ。もしナーバスにならないようになら、それはクラブを置く時だ。コースで何をしようとまるで気にしていないということになるからね。その緊張感とどのように対応するのかが大切。キャリアを振り返ると、上手に対応できたと思う。いくつか優勝もできたしね。トーナメントに出場してプレーするのが、たまらなく好きなんだ。世界の最高峰で、ワールドクラスのゴルファーを相手に戦うのは、本当に楽しい。
R&A:キャリアの前半と後半を比較して、感情的に異なるものはあるか。
ウッズ:私が最も緊張した瞬間は、おそらく12歳の時。初めて18ホールを回った時だ。11歳までは9ホールだけしかプレーしないが、12歳になると突然18ホールプレーすることになる。18ホールの大会に出場するのが怖くて、両親にとてもナーバスだと話したのを覚えているよ。それまでに一度もない経験だったから、まるで話が違った。ただあの時以外は、緊張感を楽しんでいる。コースに飛び出してほかの選手と競い合うのを楽しんでいる。自分の順番が来て、ライバルたちと対戦するために1番のティーグラウンドに上がる瞬間は、ワクワクして仕方ないよ。
「引退?まだまだ早いよ!」
R&A:オールドコースでは、調子の良し悪しよりも経験のほうが重要か。
ウッズ:風の種類が様々だから、経験は非常に重要だ思う。ここではボールはしっかり打たなくてはならないし、パッティングもできなければダメだ。しかしここでラウンドをした経験が少なく、様々な風で異なった顔を持つコースを知らなければ、ヤーデージブックにあるバンカーの存在を知らなければ、コースに出るとそれが突然明らかになる。過去にプレーをしてきて学んだのは、先輩ゴルファーと練習ラウンドを回って、どのようなショットを打つべきかを心得るのが大きな手助けになること。時には隣のホールのフェアウェイから、打たなくてはいけない時もある。米国のコースで、わざとそんなことを練習するなんてあり得ないことだ。(米国でも)隣のホールのフェアウェイに打ち込んだことはあるけどれも、わざとではない。一方のセントアンドリュースでは、隣のホールからのほうがより良いアングルにボールがあるので、アドバンテージになることさえある。バンカーや土手をかわすための最短距離にもなるからだ。
R&A:ジョーダン・スピースは昨日ようやく現地入りした。ゴルフシミュレーターでオールド・コースの練習は可能か。
ウッズ:前述のとおり、大切なのは風のコンディションだ。色々な風がどのように吹き、プレーにどのような影響を与えるかを理解する必要がある。確かにシミュレーターは素晴らしい。しかし、異なった風の中で実際にプレーして違ったショットも打たなければならない。同じホールなのに、1日目と2日目でまるで違ったショットを打たなければいけないんだ。私にとっては5度目のセントアンドリュースでのプレーになるが、その間様々な風を見てきた。1998年のダンヒルカップでもプレーしたから、グリーンが凍結する姿も見ている。そんな中でコースに出てプレーしなくてはならなかったから、面白かったがね。
ウッズ:すでに話をしたこともあるが、ザ・メモリアル・トーナメントでは最悪のパフォーマンスを見せた。正直あれは、私のキャリアの中でも最低の出来事だった。簡単なコースではないが、散々なプレーをした。結果的にそれがグリーンブライヤーでのパフォーマンスにつながり、日曜日は過去2年間でおそらく最高のプレーができた。今週を迎えるにあたって、良い形でここに入れた。到着後の練習ラウンドでも、同様にいいボールが打てている。
R&Aすべての栄冠を勝ち取ったともいえる素晴らしいキャリアを過ごしてきたが、いまだにコース上でナーバスになることはあるのか。
ウッズ:確実にある。いつもナーバスだよ。1番のティショットもそう、ナーバスになる。大事なことだと考えているからだ。もしナーバスにならないようになら、それはクラブを置く時だ。コースで何をしようとまるで気にしていないということになるからね。その緊張感とどのように対応するのかが大切。キャリアを振り返ると、上手に対応できたと思う。いくつか優勝もできたしね。トーナメントに出場してプレーするのが、たまらなく好きなんだ。世界の最高峰で、ワールドクラスのゴルファーを相手に戦うのは、本当に楽しい。
R&A:キャリアの前半と後半を比較して、感情的に異なるものはあるか。
ウッズ:私が最も緊張した瞬間は、おそらく12歳の時。初めて18ホールを回った時だ。11歳までは9ホールだけしかプレーしないが、12歳になると突然18ホールプレーすることになる。18ホールの大会に出場するのが怖くて、両親にとてもナーバスだと話したのを覚えているよ。それまでに一度もない経験だったから、まるで話が違った。ただあの時以外は、緊張感を楽しんでいる。コースに飛び出してほかの選手と競い合うのを楽しんでいる。自分の順番が来て、ライバルたちと対戦するために1番のティーグラウンドに上がる瞬間は、ワクワクして仕方ないよ。
「引退?まだまだ早いよ!」
R&A:オールドコースでは、調子の良し悪しよりも経験のほうが重要か。
ウッズ:風の種類が様々だから、経験は非常に重要だ思う。ここではボールはしっかり打たなくてはならないし、パッティングもできなければダメだ。しかしここでラウンドをした経験が少なく、様々な風で異なった顔を持つコースを知らなければ、ヤーデージブックにあるバンカーの存在を知らなければ、コースに出るとそれが突然明らかになる。過去にプレーをしてきて学んだのは、先輩ゴルファーと練習ラウンドを回って、どのようなショットを打つべきかを心得るのが大きな手助けになること。時には隣のホールのフェアウェイから、打たなくてはいけない時もある。米国のコースで、わざとそんなことを練習するなんてあり得ないことだ。(米国でも)隣のホールのフェアウェイに打ち込んだことはあるけどれも、わざとではない。一方のセントアンドリュースでは、隣のホールからのほうがより良いアングルにボールがあるので、アドバンテージになることさえある。バンカーや土手をかわすための最短距離にもなるからだ。
R&A:ジョーダン・スピースは昨日ようやく現地入りした。ゴルフシミュレーターでオールド・コースの練習は可能か。
ウッズ:前述のとおり、大切なのは風のコンディションだ。色々な風がどのように吹き、プレーにどのような影響を与えるかを理解する必要がある。確かにシミュレーターは素晴らしい。しかし、異なった風の中で実際にプレーして違ったショットも打たなければならない。同じホールなのに、1日目と2日目でまるで違ったショットを打たなければいけないんだ。私にとっては5度目のセントアンドリュースでのプレーになるが、その間様々な風を見てきた。1998年のダンヒルカップでもプレーしたから、グリーンが凍結する姿も見ている。そんな中でコースに出てプレーしなくてはならなかったから、面白かったがね。