「ジョーダン・スピースの独走に待ったをかける選手は現れるのか？」。この3日目の焦点に対する答えを出すのは難しい状況だった。

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　初日から首位を走るスピースだが、この日は2アンダーの70と小休止。それでも通算16アンダーは2位に4打差と、わずかに「1」縮まっただけ。タイガー・ウッズ、ローリー・マキロイは通算6アンダーの5位タイに順位を上げたが、さすがに首位と10打差は苦しい。

　通算12アンダーの2位ジャスティン・ローズ、通算11アンダーの3位フィル・ミケルソン、通算10アンダーの4位チャーリー・ホフマン。スピースを追いかける資格があったのは、かろうじてこの3人だけだったといえる。

「一度は4アンダーまでいっただけに、2アンダーでのフィニッシュは少し残念。でも、2アンダーは悪くない。もっと落としてしまう可能性もあったからね。（最終日は）とにかく耐えることが大事だ」（スピース）

「今週は勝つつもりできたしグランドスラムも達成したかった。だけど、そこに近づくことはできなかった」（マキロイ）