<マスターズ 3日目◇9日◇オーガスタナショナル・ゴルフクラブ(7,435ヤード・パー72)>
首位と3打差5位タイで迎えた3日目のオーガスタ。松山英樹はスコアこそ伸ばせなかったものの、その安定感は際立っていた。ここまで3日間オーバーパーなしは全選手中、松山のみ。初日飛び出したジョーダン・スピース(米国)も、この日2位でスタートしたローリー・マキロイ(北アイルランド)も我慢し続けることはできなかった。そこには2011年の初出場から5回目の経験も生きていた。
【関連】多くの選手を苦しめているオーガスタ コース画像
攻め方に経験が顕著に見えたのが4つのパー5だ。この日は初日、2日目を上回る強風が朝から吹き付けた。硬く乾いていくコースは難易度をどんどん上げていく。そこで、2番パー5では硬くなった地面を計算して、237ヤードのセカンドはなんと7番アイアンをチョイス。高い球で手前からグリーンをとらえてバーディにつなげた。
8番パー5は打ち上げのセカンドで299ヤードが残ったが、ここも硬い地面でのランを計算にいれて果敢に3Wで2オンに成功。13番はバーディこそ奪えなかったものの、ティショットでドライバーを使わずピンポジションから逆算してのマネジメントだった。
前日2日目は池の手前に刻んだ15番パー5。この日は248ヤードを3Wで狙った。アゲインストでピンは手前から8ヤードに切られていた。ウェッジで狙うとスピンがかかり過ぎる危険性もあるため、奥からのパットはOKと保険をかけてウッドを握った。スキのない攻めはベテランの風格すら感じさせるラウンドだった。
首位と3打差5位タイで迎えた3日目のオーガスタ。松山英樹はスコアこそ伸ばせなかったものの、その安定感は際立っていた。ここまで3日間オーバーパーなしは全選手中、松山のみ。初日飛び出したジョーダン・スピース(米国)も、この日2位でスタートしたローリー・マキロイ(北アイルランド)も我慢し続けることはできなかった。そこには2011年の初出場から5回目の経験も生きていた。
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8番パー5は打ち上げのセカンドで299ヤードが残ったが、ここも硬い地面でのランを計算にいれて果敢に3Wで2オンに成功。13番はバーディこそ奪えなかったものの、ティショットでドライバーを使わずピンポジションから逆算してのマネジメントだった。
前日2日目は池の手前に刻んだ15番パー5。この日は248ヤードを3Wで狙った。アゲインストでピンは手前から8ヤードに切られていた。ウェッジで狙うとスピンがかかり過ぎる危険性もあるため、奥からのパットはOKと保険をかけてウッドを握った。スキのない攻めはベテランの風格すら感じさせるラウンドだった。