「『誰かのために勝つことはできない』というフレーズを聞いたことがある。そうなのかもしれない。でも、その想いを拭い去ってプレーすることは僕にはできない」。
そうやって自分の考えを貫こうとするファウラーの姿を見て、「そのままの姿勢で勝ってほしい」と願ったファンは多かったはずだ。
今週のホンダクラシック最終日を2位に4打差の首位で迎えたファウラーは、「またしても?」というデジャブが頭をよぎる中、自身にこう言い聞かせていたという。
「36ホールを終え、54ホールを終え、たとえ首位に立っていても、それを毎回優勝へつなげることはできない。でも、その位置に自分を持っていけばいくほど、日曜日にトロフィーを持ち帰るチャンスは増えるんだ」。
いざ挑んだ最終ラウンドは、フロリダ独特の強風に煽られ、池に落としたり、バンカーにつかまったりもしたが、「パターが僕を助けてくれた」という言葉通り、ショットの乱れをパットで補い、終わってみれば2位に4打差の余裕勝ち。惜敗続きだった1年超のウインレスを経て、米ツアー4勝目を挙げた。
そういえば先日、世界一の王座に座っていたジェイソン・デイ(オーストラリア)が、その座に迫りくる松山英樹のことを「ヒデキは米ツアーではまだまだ過小評価されているけど、彼はいつもそこにいる」と賛辞を送っていた。
そうやって自分の考えを貫こうとするファウラーの姿を見て、「そのままの姿勢で勝ってほしい」と願ったファンは多かったはずだ。
今週のホンダクラシック最終日を2位に4打差の首位で迎えたファウラーは、「またしても?」というデジャブが頭をよぎる中、自身にこう言い聞かせていたという。
「36ホールを終え、54ホールを終え、たとえ首位に立っていても、それを毎回優勝へつなげることはできない。でも、その位置に自分を持っていけばいくほど、日曜日にトロフィーを持ち帰るチャンスは増えるんだ」。
いざ挑んだ最終ラウンドは、フロリダ独特の強風に煽られ、池に落としたり、バンカーにつかまったりもしたが、「パターが僕を助けてくれた」という言葉通り、ショットの乱れをパットで補い、終わってみれば2位に4打差の余裕勝ち。惜敗続きだった1年超のウインレスを経て、米ツアー4勝目を挙げた。
そういえば先日、世界一の王座に座っていたジェイソン・デイ(オーストラリア)が、その座に迫りくる松山英樹のことを「ヒデキは米ツアーではまだまだ過小評価されているけど、彼はいつもそこにいる」と賛辞を送っていた。