「トップにいる人は、たまたまチャンスが来てトップにいるのではなく、上手いからトップにいる。以前は『自分もそこに行ける』『もっと上手いはずなのに』と思っていたけど、今の実力でそう思っていたのは僕の過信、慢心だった」
自分の技術的な立ち位置を知り、厳しい現実を直視することに石川は取り組んでいる。そのための具体的な方法は、ドライバー、アイアン、小技、パットといった各分野の名手を選び出し、その名手と自分は何が違うのか、どうすれば名手に近づけるのかを研究し、実践していくというものだ。
「ドライバーの名手はマキロイ、デイ、英樹。彼らと比べると僕のドライバーショットは飛ばなくて曲がる。ドライバーだけの世界ランキングがあるとしたら彼らは1位。僕は世界ランキングは110位前後だけど、ドライバーだと700位ぐらい、アイアンは150位ぐらい、アプローチとパットは、せいぜい世界ランキングのちょっとだけ上ぐらいかな」
石川がショット、つまりはスイング向上のために必要な技術上の最重要課題と考えているのは、スピン量を増やすこと。とりわけ自分のアイアンショットのスピン量が米ツアーの他選手たちより極端に少ないと気付いた石川はスピン量を増やす打ち方を模索している。
「他選手が7I で200Y打つところを、自分は7I では打てないから6I で打つ。でも、彼らの7I と同じ7000回転ぐらいのスピン量で僕が6Iを打てれば、番手は関係ない。大事なのは番手よりスピン量です」
スピン量を増やす上で関係してくるものには徹底的にこだわる。体やクラブの動き、ヘッドスピードはもちろんのこと、自己免疫力を向上させる肉体管理法、そして「ボールも助けてくれる」。
自分の技術的な立ち位置を知り、厳しい現実を直視することに石川は取り組んでいる。そのための具体的な方法は、ドライバー、アイアン、小技、パットといった各分野の名手を選び出し、その名手と自分は何が違うのか、どうすれば名手に近づけるのかを研究し、実践していくというものだ。
「ドライバーの名手はマキロイ、デイ、英樹。彼らと比べると僕のドライバーショットは飛ばなくて曲がる。ドライバーだけの世界ランキングがあるとしたら彼らは1位。僕は世界ランキングは110位前後だけど、ドライバーだと700位ぐらい、アイアンは150位ぐらい、アプローチとパットは、せいぜい世界ランキングのちょっとだけ上ぐらいかな」
石川がショット、つまりはスイング向上のために必要な技術上の最重要課題と考えているのは、スピン量を増やすこと。とりわけ自分のアイアンショットのスピン量が米ツアーの他選手たちより極端に少ないと気付いた石川はスピン量を増やす打ち方を模索している。
「他選手が7I で200Y打つところを、自分は7I では打てないから6I で打つ。でも、彼らの7I と同じ7000回転ぐらいのスピン量で僕が6Iを打てれば、番手は関係ない。大事なのは番手よりスピン量です」
スピン量を増やす上で関係してくるものには徹底的にこだわる。体やクラブの動き、ヘッドスピードはもちろんのこと、自己免疫力を向上させる肉体管理法、そして「ボールも助けてくれる」。