15番、16番を分けた2人は、ジョンソン未踏の上がり2ホールへと進んでいった。その2ホールをジョンソンが初めてプレーしていることを谷原は「知っていました」。だが、それまでその2ホールをプレーしたことがあったか無かったかは、ジョンソンにとっては「関係ないですね」と谷原。
その通り、ジョンソンは初めてプレーしたその2ホールで決着を付けた。
「17番と18番でいいパットが打てた。だから勝てた」ジョンソンはそう振り返ったが、勝ったにも関わらず王者の胸中はやや複雑そうだった。
「18番まで行きたくはなかったんだ」ジョンソンのその言葉は、言い換えれば「18番までオレを追い込んだタニハラは大健闘だった」という意味だったのだと思う。プロの世界は勝ってナンボ。どんな勝ち方でも勝ちは勝ち。どんなに健闘しても負けは負けだ。マスターズチャンプで元世界一のジョーダン・スピースを初日に下したのは谷原の大金星。
だが、食い下がったとはいえ、ジョンソンに敗北した準決勝は谷原の黒星。
しかし、勝っても悔しがるほど無敵のジョンソンを追い込んだ谷原の健闘は、金星にも白星にもならないことは承知の上で、何か星を付けてあげたくなる。
その通り、ジョンソンは初めてプレーしたその2ホールで決着を付けた。
「17番と18番でいいパットが打てた。だから勝てた」ジョンソンはそう振り返ったが、勝ったにも関わらず王者の胸中はやや複雑そうだった。
「18番まで行きたくはなかったんだ」ジョンソンのその言葉は、言い換えれば「18番までオレを追い込んだタニハラは大健闘だった」という意味だったのだと思う。プロの世界は勝ってナンボ。どんな勝ち方でも勝ちは勝ち。どんなに健闘しても負けは負けだ。マスターズチャンプで元世界一のジョーダン・スピースを初日に下したのは谷原の大金星。
だが、食い下がったとはいえ、ジョンソンに敗北した準決勝は谷原の黒星。
しかし、勝っても悔しがるほど無敵のジョンソンを追い込んだ谷原の健闘は、金星にも白星にもならないことは承知の上で、何か星を付けてあげたくなる。