初めてのマスターズも惜しまれつつ最終回。今日も朝から晴天なり。松山英樹選手のスタート前の練習をみようと行ってみると、あれ〜、女子プロゴルファーの茂木宏美さんじゃないですか。「知っている人に会うと安心するね〜」とお互いに旧友に会った感じ。昨年まではツアーで戦っていたため、私と同じで初めてのマスターズとのこと。また国内で、と分かれて、今日は優勝争いを中心に取材をした。

疲れもピークだけど、美女に癒やされ決勝ラウンド取材へ！【編集T初めてのマスターズ＃7】

最終組の一つ前でスタートした米国の人気者、リッキー・ファウラーとジョーダン・スピースの組には、パトロンがあふれた。日本の試合も含めて、我々メディアの人間は申請すればロープ内に入れることが多いが、マスターズに限ってはカメラマンさえ入れない。背の高い外国人の後ろから見ていても、今日はまったく見えない。大歓声が挙がっているのだけど、雰囲気しか味わえないため、先回りして見ようと思っても、どこもかしこも人、人、人。途中からはあきらめて、いったんメディアセンターに戻り、チャンネル切り替えで各ホールが見られるモニターでプレーを追った。

フロントナインはスコアもあまり動かず、首位スタートのジャスティン・ローズとセルヒオ・ガルシアがそのまま抜け出す形に。そして、マスターズで最も盛り上がるサンデーバックナインに上位陣が突入した。結果は詳報の通りガルシアが悲願のメジャー初優勝。このときはちゃんと外に出て、空気感を感じながら（実際にはほとんどプレーは見えていない）優勝の瞬間を見届けました。

「ハッピーエンディングだね」ガルシア、天国のセベに届ける悲願のグリーンジャケット

といっても、歓喜の瞬間は18番にほど近いクラブハウスに避難。関係者しか見られないテレビで見守った。隣には全米ゴルフ協会の会長さんや、グリーンジャケットを着たお偉いさん。サマードレスに身を包んだどこからどう見てもセレブ感が半端ないご婦人などなど。外取材で泥まみれの靴と服で見ていた私。さぞかし浮いていただろうな……。