■タイガー・ウッズは苦戦…植村氏はそのプレーをどう見る?
いまの絶対王者が信じがたい活躍を見せた裏で、かつての世界トップは苦戦。“月いち”の出場を明言しているタイガー・ウッズ(米国)にとっては苦い全米プロとなった。初日1オーバーで出遅れると、2日目は数字だけを見ればさらにひどいものとなってしまった。序盤で2度のトリプルボギーで後退すると、終わってみれば「77」。トータル7オーバーで下位に甘んじた。
「タイガーのトリプルボギー2つはアンラッキーな部分もあったり、紙一重な部分もあったりして、後半はちょっとメンタルに来ているのかなという感じで見ていました」。序盤で落としたことによりさらに攻めたが、裏目に出た。そんなプレーでも後半は1アンダーにまとめた。「一つ一つのショットとか、飛距離にせよ、素晴らしいものは相変わらずです。160ヤードを9番アイアンでカットで打っていましたし、キャリーで300ヤードも超える。月一回試合に出るということは、体の調子もゴルフの調子も悪くないはずなんです。今後もタイガー伝説を期待したいくらいです」と、今後が楽しみだという。
タイガー自身は試合勘の問題もあると話していたが、「これから月1回の試合に出ていけば、感覚も戻してくると思うので、そこに期待したいですね」。次戦は「全米オープン」を予定。そこで王者のプレーを見せてくれるはずだ。
松山英樹の急浮上は「さすがのゴルフ力」 荒れたショットで『65』、首位追い上げ態勢は整った【植村啓太の目】
体調不良を押してプレーした松山英樹が「65」をマーク。上位戦線へ躍り出た。大会を中継するBS松竹東急(全国無料放送・BS260ch)で解説を務めたツアープロコーチの植村啓太に聞いた。
所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net
配信日時:2024年5月18日 08時00分
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