<ザ・メモリアル・トーナメント 最終日◇3日◇ミュアフィールド・ビレッジGC(7,392ヤード・パー72)>
今年の「ザ・メモリアル・トーナメント」は「歴史」を感じさせられる大会だった。それは単に帝王ジャック・ニクラス(米国)がホストを務める大会だからというわけではない。
【関連動画】スーパーショットの応酬! 三つ巴のプレーオフはハイライト動画で
2014年大会の覇者、松山英樹が初日を首位発進すると、メディアセンターに設置されたTVモニターには、優勝トロフィーを抱き上げた4年前の松山の姿が何度も映し出された。米ツアー正式メンバーになったばかりの年。早々に初優勝を遂げた松山は、まだ英語もほとんどわからず、表彰式の手順も要領もわからず、きょろきょろ周囲を見回していた姿が初々しかった。
米ツアー5勝、世界屈指の選手になった現在の松山は、あのころより格段に貫禄を備え、トッププレーヤーの雰囲気を醸し出している。松山という1人のチャンピオンだけに目を向けても、そんなふうに着実に歴史が刻まれているのだから、ゴルフ界や米ツアー全体では実に様々な歴史が刻まれ続けている。それが今大会の中で、たくさん見て取れた。
今年のミュアフィールドビレッジで最大の注目を集めていたのは、言うまでもなくタイガー・ウッズ(米国)だった。復活優勝が期待され、それは実現されそうなところまで膨らんでいったが、最終日のウッズはスコアを伸ばせず、23位に終わった。
今年の「ザ・メモリアル・トーナメント」は「歴史」を感じさせられる大会だった。それは単に帝王ジャック・ニクラス(米国)がホストを務める大会だからというわけではない。
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2014年大会の覇者、松山英樹が初日を首位発進すると、メディアセンターに設置されたTVモニターには、優勝トロフィーを抱き上げた4年前の松山の姿が何度も映し出された。米ツアー正式メンバーになったばかりの年。早々に初優勝を遂げた松山は、まだ英語もほとんどわからず、表彰式の手順も要領もわからず、きょろきょろ周囲を見回していた姿が初々しかった。
米ツアー5勝、世界屈指の選手になった現在の松山は、あのころより格段に貫禄を備え、トッププレーヤーの雰囲気を醸し出している。松山という1人のチャンピオンだけに目を向けても、そんなふうに着実に歴史が刻まれているのだから、ゴルフ界や米ツアー全体では実に様々な歴史が刻まれ続けている。それが今大会の中で、たくさん見て取れた。
今年のミュアフィールドビレッジで最大の注目を集めていたのは、言うまでもなくタイガー・ウッズ(米国)だった。復活優勝が期待され、それは実現されそうなところまで膨らんでいったが、最終日のウッズはスコアを伸ばせず、23位に終わった。