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『62』の要因は「天候が大きい」 “おもしろい”リーダボードに松山英樹が加わる条件は?【全米プロ・タケ小山の目】

今年の海外メジャー第2戦「全米プロゴルフ選手権」は初日が終了した。大会を中継するBS松竹東急(全国無料放送・BS260ch)で解説を務めたタケ小山に第1ラウンドを振り返ってもらった。

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2024年5月17日 16時44分

■ガマンのゴルフで1アンダー発進の松山英樹

「松山選手も悪くないんです。パットがもっと入っていれば、5アンダーくらいまではいっていた内容でした」。背中痛により体調が万全でないなか、水曜日はコースにも顔を見せなかった。心配されたスタートだったが、いきなりバーディチャンスにつける。その2.5メートルを決めれば波に乗っていたに違いない。「本当に問題はグリーン上だけではないでしょうか」と小山氏。このあとも再三のチャンスがカップに嫌われた。

そんな中でも前半は2バーディで上位を伺う位置でプレーを続けた。唯一の落とし穴は後半の5番。ティショットをバンカーに入れると、2打目がアゴに当たり、少し先のラフへ。3打目もグリーンをオーバーと、ラフからはやはり難易度が高く、ダブルボギーを喫した。

そんな場面もありながらアンダーパーにまとめるのが松山の強さ。「体の調子は本人しか分かりませんが、あとはそこだけですね」と体調面を気遣う。「冬場から夏場にかけて芝が変わる時期。決してグリーン上がキレイというわけではない」という今のコース状態も不安点のひとつだが、それでも「2月のジェネシス招待で勝ったリビエラはポアナ芝ですし」と、不規則な芝での勝利も今年は経験済み。2日目はきっと対応してくるはずだ。「フィジカル面さえクリアすれば」上位を脅かす存在となってくる可能性は高い。

小山氏が松山以外の日本勢で期待を寄せるのが久常涼。途中2アンダーまで伸ばしながら後半に落としてイーブンパー発進としたが、「久常選手は頑張ると思います。大会前に芝のことを分かっていました。コーライに似ているとすぐに言えるのは、いろんなところで戦っているからこそ。それをいち早く感じ取ったのは素晴らしい」。張り替えられた芝の特徴を察知し、準備をしてきたことを評価する。

練習日には、『芝が少し日本に似ている』と話していた久常。「芝質への感覚、そういう点が素晴らしいと思います」と2日目の浮上を予測。予選通過に向けてはそんな感覚を研ぎ澄ませ、スコアを伸ばしにかかってほしい。

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