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    PGAツアー

    米国男子 ほぼ全試合リアルタイム速報配信!

    マスターズ覇者のJ・ラームがLIVゴルフに電撃移籍 久常涼は欧州ツアーで新人王【海外男子ツアー10大ニュース】

    今季も数多くの話題が生まれたゴルフ界。その中から、編集部が各ツアーの10大ニュースをピックアップしてシーズンを振り返る。

    所属 ALBA Net編集部
    ALBA Net編集部 / ALBA Net

    配信日時:2023年12月30日 04時00分

    • PGA
    • ジョン・ラーム
    • ブルックス・ケプカ
    • リッキー・ファウラー
    • 松山英樹
    • 久常涼
    • コリン・モリカワ
    • タイガー・ウッズ

    ■「肩の荷が下りた…」リッキー・ファウラー 4年半ぶりの復活優勝

    2019年の「WMフェニックス・オープン」でPGAツアー5勝目を挙げたリッキー・ファウラー(米国)。その年には、長年の恋人アリソンと結婚し、長女マヤちゃんが誕生した。だが、その後ゴルフの調子は急降下。一時は世界ランキング185位まで落ちるなど、不調に陥り苦しい時期を過ごした。それでも、今年6月の「全米オープン」で5位タイに入り復調のきっかけをつかむと、迎えた7月の「ロケット・モーゲージ・クラシック」。コリン・モリカワ(米国)、アダム・ハドウィン(カナダ)との3つ巴のプレーオフを制し、実に4年半振りのツアー6勝目を手にした。「肩の荷が下りた…」と苦しかった日々を振り返ったファウラー。73ホール目でウイニングパットを沈めた瞬間、ファウラーは目を閉じながら上を向き、安どの表情で静かにうなずいた。

    ■松山英樹、10年連続の「ツアー選手権」出場を逃す フェデックスカップ・ランキングは50位で終了

    米国男子ツアーに参戦して節目の10年目を迎えた松山英樹。今年は苦難のシーズンとなった。昨秋にスタートした2022-23年のレギュラーシーズンは、怪我の影響もあり、3位以内は0回、トップ10入りも2回のみ。フェデックスカップ・ランキングは、57位でプレーオフシリーズに突入した。そこで注目されたのは、フェデックスカップ・ランキング30位までの選手が出場できるプレーオフシリーズ最終戦「ツアー選手権」への切符。その試合に松山は昨季まで9年連続で出場しており、この記録は現在継続中の選手では最長となっていた。巻き返しが期待された8月。プレーオフシリーズ第1戦「フェデックス・セントジュード招待」を迎えた松山は、最終日に猛チャージを見せて「65」をマーク。ランキングを57位から47位に上げて、プレーオフシリーズ第2戦「BMW選手権」にコマを進めた。しかし、BMW選手権の2日目に背中痛を訴え、無念の途中棄権。ランキングは50位に終わり、10年連続となるツアー選手権出場を逃した。来年は、松山の逆襲に期待したい。

    ■久常涼が欧州ツアー初V 日本人初の新人王に!

    今年は、海外で若手日本人選手の活躍が目立ったシーズンだった。まず、2月のアジアンツアー「インターナショナルシリーズ・オマーン」で金谷拓実が海外ツアー初優勝。「プロとして初めて海外のツアーで優勝することができて本当にうれしい」と悲願の1勝をつかんだ。そして、9月のDPワールド(欧州)ツアー「カズー・フランスオープン」では21歳の久常涼が快挙を成し遂げる。首位と4打差で迎えた最終日に7バーディ・2ボギーをマーク。トータル14アンダーで鮮やかに逆転し、欧州初優勝を飾った。青木功、海外メジャーとWGC(世界ゴルフ選手権)で勝利している松山英樹に続く日本勢3人目の同ツアー勝者として、歴史に名を刻んだ。シーズン終了時のポイントランキングで17位に入り、有資格者7人を除いた上位10人に与えられる来季の米ツアー出場権を獲得。日本人初の欧州ツアー新人王にも選ばれた。「とてもうれしいし、本当に驚いている。いい経験を積むことができて、とても楽しかった」と振り返った久常。来季は米ツアーへ主戦場を移す。

    ■ライダーカップは欧州チームの勝利 一方、ローリー・マキロイが“場外乱闘”!?

    2年に1度行われる対抗戦「ライダーカップ」は、ホームの欧州選抜が米国選抜に5ポイント差をつけて圧勝した。一方、その裏で起きた、ある“小競り合い”が話題を呼んだ。事の発端は、2日目の午後に行われたローリー・マキロイ(北アイルランド)&マシュー・フィッツパトリック(イングランド)対パトリック・キャントレー&ウィンダム・クラーク(ともに米国)の一戦だった。イーブンで迎えた18番、ここで米国のキャントレーが12メートルのバーディパットを沈めて雄たけびを上げたが、その後、キャントレーのキャディがとったある行動にマキロイが激怒した。キャントレーのキャディは、長らくタイガー・ウッズ(米国)のエースキャディを務めてきたジョー・ラカバ氏。そのラカバ氏がキャントレーのバーディを受けて、帽子を振って観客に猛アピール。それが後に打ったマキロイのパッティングの邪魔をしたとして、マキロイがラカバ氏に詰め寄った。ホールアウト後、険しい表情で言葉を交わして一度は離れたが、帰りの駐車場ではマキロイが誰かに激しく詰め寄るシーンが目撃された。「あれは一線を超えていた!」など、厳しい口調で非難している姿がテレビ放送のカメラに映されるほどの騒動になった。

    最終日の記者会見でこの騒動を振り返ったマキロイは「フィッツパトリックと僕だけでなく、チーム全体に対して失礼だと思ったんだ」。それでも、「時間が解決してくれるだろう」とこの一件に関して、“ノーサイド”であることを強調。この場外乱闘に終止符を打った。

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    ■日本と由縁があるコリン・モリカワが「ZOZOチャンピオンシップ」初優勝

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