そして6月上旬のステップ「日医工女子オープン」で再びカップを掲げ、ステップでは2戦2勝。レギュラーでもリランキング上位で後半戦出場権を獲得するなど“QTランキング100位台からの下剋上”を果たした。
その後7月には、2度目の受験となったプロテストに合格し、レギュラー後半戦もたびたび上位争いに顔を出して、賞金ランキング38位となり、来季シード権を獲得。12月の「LPGA新人戦 加賀電子カップ」では“同期NO.1”の称号も得た。
新人戦優勝後には「一年戦ってきて“日々生きているんだな”ということを実感しました。頑張った人は向上するし、息を抜いた人は落ちる。日々の気の持ち方が最後の結果にドッと出てくることが分かった。(来季の目標は)まずは1勝。再来年の東京五輪に出るには、今の位置(世界ランキング)だと賞金女王になるしかないので、そこを目指して頑張りたいです」と語った原。今季開幕時は“ギリギリでステップ年間出場権を獲得したTP単年登録者”、来季開幕時は“プロテストに合格したルーキーで初シード選手、そして初優勝に最も近い若手”。ステップ開幕戦優勝で序盤に好スタートを切れたことが、「19年に賞金女王を目指す!」と宣言できる立場まで駆け上がることができた要因のひとつだったはずだ。
ステップ初優勝で自信をつけ、その後のレギュラーツアーでの活躍につなげた選手は、もう一人。今季賞金ランキング53位となり、初シード獲得はならなかったものの、19年前半出場権を獲得した23歳の安田彩乃だ。
QTランキング48位でレギュラーツアーを主戦場に戦ったが、序盤戦は予選落ちが続いていた。そのなかで「一旦、新鮮な気持ちを持って、流れを変えよう」という思いから、5月半ばにはステップ「静ヒルズレディース 森ビルカップ」に出場。開催コース・静ヒルズCCは、中嶋常幸主宰のジュニアアカデミー「ヒルズゴルフ トミーアカデミー」の拠点だが、安田は同アカデミーの出身。縁のある試合でステップ初優勝を果たし「この場所で優勝できたのは、何か意味があると思います」と語った。すると6月初頭の「ヨネックスレディス」では自己最高の6位タイと好成績を残す。大会期間中には「今季は成績に結びついていないながらも、成長を実感できている。いまは足りないところを見つけて、必死にやっている。いま、まさにですね(笑)」と自身の現状を説明したが、スポット参戦のステップ初優勝は、まさに成長を実感する出来事だった。
第一回、第二回ともにリランキングを突破し、なんとか出場権をつないだことで、終盤の高額賞金大会「NOBUTA GROUP マスターズGCレディース」ではチャンスを生かし、3位(賞金1260万円)の好成績。前半戦に6試合連続予選落ちを喫していたときには、よもや終盤にシードを争う位置に浮上するとは想像できなかったが、思い出の地でのステップ初優勝が転機となったに違いない。
その後7月には、2度目の受験となったプロテストに合格し、レギュラー後半戦もたびたび上位争いに顔を出して、賞金ランキング38位となり、来季シード権を獲得。12月の「LPGA新人戦 加賀電子カップ」では“同期NO.1”の称号も得た。
新人戦優勝後には「一年戦ってきて“日々生きているんだな”ということを実感しました。頑張った人は向上するし、息を抜いた人は落ちる。日々の気の持ち方が最後の結果にドッと出てくることが分かった。(来季の目標は)まずは1勝。再来年の東京五輪に出るには、今の位置(世界ランキング)だと賞金女王になるしかないので、そこを目指して頑張りたいです」と語った原。今季開幕時は“ギリギリでステップ年間出場権を獲得したTP単年登録者”、来季開幕時は“プロテストに合格したルーキーで初シード選手、そして初優勝に最も近い若手”。ステップ開幕戦優勝で序盤に好スタートを切れたことが、「19年に賞金女王を目指す!」と宣言できる立場まで駆け上がることができた要因のひとつだったはずだ。
ステップ初優勝で自信をつけ、その後のレギュラーツアーでの活躍につなげた選手は、もう一人。今季賞金ランキング53位となり、初シード獲得はならなかったものの、19年前半出場権を獲得した23歳の安田彩乃だ。
QTランキング48位でレギュラーツアーを主戦場に戦ったが、序盤戦は予選落ちが続いていた。そのなかで「一旦、新鮮な気持ちを持って、流れを変えよう」という思いから、5月半ばにはステップ「静ヒルズレディース 森ビルカップ」に出場。開催コース・静ヒルズCCは、中嶋常幸主宰のジュニアアカデミー「ヒルズゴルフ トミーアカデミー」の拠点だが、安田は同アカデミーの出身。縁のある試合でステップ初優勝を果たし「この場所で優勝できたのは、何か意味があると思います」と語った。すると6月初頭の「ヨネックスレディス」では自己最高の6位タイと好成績を残す。大会期間中には「今季は成績に結びついていないながらも、成長を実感できている。いまは足りないところを見つけて、必死にやっている。いま、まさにですね(笑)」と自身の現状を説明したが、スポット参戦のステップ初優勝は、まさに成長を実感する出来事だった。
第一回、第二回ともにリランキングを突破し、なんとか出場権をつないだことで、終盤の高額賞金大会「NOBUTA GROUP マスターズGCレディース」ではチャンスを生かし、3位(賞金1260万円)の好成績。前半戦に6試合連続予選落ちを喫していたときには、よもや終盤にシードを争う位置に浮上するとは想像できなかったが、思い出の地でのステップ初優勝が転機となったに違いない。