<ダイクレレディース 最終日◇6日◇呉カントリークラブ(広島県)◇6265ヤード・パー72>
尊敬するレジェンドに恩返しだ。24歳の竹山佳林がトータル11アンダーで首位に並んだ山路晶をプレーオフで下し、念願の初優勝をつかんだ。
優勝賞金360万円を手に笑顔の竹山佳林【大会フォト】
3日連続の「60」台。第1ラウンドから首位を堅守しての完全優勝だ。「同じ広島県で開催された、(9月の)中国新聞ちゅーピーレディースでは後半に崩れてしまったけど(8位タイ)、きょうは平常心でラウンドできました」。大会を通じてボギーを喫したのはこの日の10番だけ。安定感のあるプレーでトーナメントリーダーに居続けた。
しかし、最後の最後で竹山に試練が訪れる。「17番で山路さんがバーディを入れて並んできたので、18番だけは冷静にプレーできませんでした」。ティショットは右のバンカー。セカンドショットもグリーンを外し、アプローチも寄らずに5メートルのパーパットを残した。
「あれを決められたのは大きかった。もちろん外していたら負けていましたから。でも、不思議とあのパットを打つ前だけは、冷静でした」と、しびれるスライスラインを読み切った。プレーオフ1ホール目でも同じようなラインの2メートルを沈めて勝利を決めた。
尊敬するレジェンドに恩返しだ。24歳の竹山佳林がトータル11アンダーで首位に並んだ山路晶をプレーオフで下し、念願の初優勝をつかんだ。
優勝賞金360万円を手に笑顔の竹山佳林【大会フォト】
3日連続の「60」台。第1ラウンドから首位を堅守しての完全優勝だ。「同じ広島県で開催された、(9月の)中国新聞ちゅーピーレディースでは後半に崩れてしまったけど(8位タイ)、きょうは平常心でラウンドできました」。大会を通じてボギーを喫したのはこの日の10番だけ。安定感のあるプレーでトーナメントリーダーに居続けた。
しかし、最後の最後で竹山に試練が訪れる。「17番で山路さんがバーディを入れて並んできたので、18番だけは冷静にプレーできませんでした」。ティショットは右のバンカー。セカンドショットもグリーンを外し、アプローチも寄らずに5メートルのパーパットを残した。
「あれを決められたのは大きかった。もちろん外していたら負けていましたから。でも、不思議とあのパットを打つ前だけは、冷静でした」と、しびれるスライスラインを読み切った。プレーオフ1ホール目でも同じようなラインの2メートルを沈めて勝利を決めた。