総じて初戦は、「技術力が高い中堅以上の選手が上位に入った印象があります」と下村。春先の芝が薄い状況で、アップダウンが激しい、グリーンも砲台が特徴のコース。スコアメイクに苦しむ者も続出したが、これまで培ってきた経験を力に変える選手の活躍が目立った。
■結果が欲しい二人の飛ばし屋
では迎える2戦目は、どのような展開になるのか。下村がいま注目しているのは、2人の飛ばし屋、鈴木麻綾と山本景子だ。鈴木は愛くるしいキャラクターとして、ツアー仲間からも人気の“愛されキャラ”。周囲を巻き込み、楽しい空気をつくるのがセールスポイントだ。「見た目どおりで人なつっこいし、ニコニコしていて、ギャラリーの方、先輩、後輩、みんなから好かれます」。
そんな鈴木は17年にステップで1勝を挙げているが、19年には22試合に出場したレギュラーツアーで大不振を味わった。「そのときの鈴木選手は、予選を通ることができない自分に焦りを感じていましたが、いまはメンタル的なトレーニングもしています。一時はトレードマークの笑顔が消えてもいましたが、今年は持ち前の飛距離に加えてグリーンを外しても戦えるための練習をみっちりしてきたそうです」。目に見えて成長していると下村は太鼓判を押す。初戦でも5位タイに入り、その変化は明らかだ。
もう一人の山本については、「初戦も惜しかったですね(3位タイ)。元々バーディ数が多いし、飛距離も出ます。高い球でグリーンを狙っていける強みもあります」と評する。初戦では惜しくも佐藤、森岡紋加との優勝争いのすえ競り負けたが、期待値は高い。山本は17年シーズンにレギュラーツアーに参戦したが、25試合に出場し、こちらも鈴木同様に苦しんだ。今年28歳となる山本もまた、飛躍が待たれる選手だという。
■自然の地形を生かしたアンジュレーション豊かなコースは中堅向き?
■結果が欲しい二人の飛ばし屋
では迎える2戦目は、どのような展開になるのか。下村がいま注目しているのは、2人の飛ばし屋、鈴木麻綾と山本景子だ。鈴木は愛くるしいキャラクターとして、ツアー仲間からも人気の“愛されキャラ”。周囲を巻き込み、楽しい空気をつくるのがセールスポイントだ。「見た目どおりで人なつっこいし、ニコニコしていて、ギャラリーの方、先輩、後輩、みんなから好かれます」。
そんな鈴木は17年にステップで1勝を挙げているが、19年には22試合に出場したレギュラーツアーで大不振を味わった。「そのときの鈴木選手は、予選を通ることができない自分に焦りを感じていましたが、いまはメンタル的なトレーニングもしています。一時はトレードマークの笑顔が消えてもいましたが、今年は持ち前の飛距離に加えてグリーンを外しても戦えるための練習をみっちりしてきたそうです」。目に見えて成長していると下村は太鼓判を押す。初戦でも5位タイに入り、その変化は明らかだ。
もう一人の山本については、「初戦も惜しかったですね(3位タイ)。元々バーディ数が多いし、飛距離も出ます。高い球でグリーンを狙っていける強みもあります」と評する。初戦では惜しくも佐藤、森岡紋加との優勝争いのすえ競り負けたが、期待値は高い。山本は17年シーズンにレギュラーツアーに参戦したが、25試合に出場し、こちらも鈴木同様に苦しんだ。今年28歳となる山本もまた、飛躍が待たれる選手だという。
■自然の地形を生かしたアンジュレーション豊かなコースは中堅向き?