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カストロールレディースは節目の15回目が終了 小石孝之会長が語る下部ツアーへの“思い”

大会の特別協賛を務めるカストロール株式会社の小石孝之会長のインタビューをお届けする。

所属 ALBA Net編集部
笠井 あかり / Akari Kasai

配信日時:2024年9月11日 10時46分

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■新たに契約した小林夢果との出会いは…

2024年現在で、カストロール契約選手は17人に及ぶ。ベテランの福嶋浩子や李知姫(韓国)、レギュラーツアーで活躍する佐久間朱莉や金田久美子、ママさんゴルファーになった川満陽香理、ツアーを引退しレポーターなどを務める大江香織など、サポートする選手は多岐にわたる。

「佐久間選手が惜しい試合ばっかりで、早く優勝してほしいですよね。野澤真央選手もレギュラーで頑張っていて応援しています」

そして今年からは、“ダイヤモンド世代”のひとりでツアー屈指の飛ばし屋である小林夢果とスポンサーシップを結んだ。きっかけは、カストロールレディースの大会名物でもある、スタートアナウンスでのこと。ティショットで華麗にドライバーを飛ばす姿を見て、衝撃を受けたという。

「圧倒的なドライバーの飛距離が彼女の魅力で武器ですね。この大会でスタートコールをしたときにドライバーショットを見て、『この子は間違いなく強くなる』と確信しました。普通の相場に比べたら破格の金額でのサポートかもしれませんが、いい選手は少しでも応援したいですね」。小石会長自らが選手と接し、そのまわりには魅力的な選手が集まっている。

■若手隆盛の一方で…小石会長が考えるツアーの課題は

節目である15回大会を終え、来年や第20回大会へも意欲的。そして日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)の細かな規定などに精通し、情勢をよく理解しているからこそ、ツアーの課題にも考えが及ぶ。

「試合が多くなって若い子たちの登竜門になったり、ベテランやシード落ちの選手が出場できる機会が増えたことは良かったなと思う反面、いまの選手たちは本当に若すぎるので、20代後半から30代前半の選手が活躍できる場が少なくなっている気がします。実力の問題ももちろんありますが、ここは今後の課題かなと考えています」

ツアー外競技として30代女子ゴルファーの大会なども開催されている昨今。もちろんベースはこのカストロールレディースではあるが、大会をホストする企業、サポート役として次のステップを見据えている。

■カストロールレディースのこれから

選手一人ひとりのプロフィールを読み、それぞれに合わせて性格や趣味などの“ひとこと”を付け加える小石会長のスタートアナウンス。蒸し暑くなるテントの中で3日間、毎朝行うのが恒例だ。これに選手たちはクスリと笑ってリラックスしながらティオフしたり、より一層気を引き締めてスタートしていく。カストロール契約選手だけではなく、若手からベテランまで、小石会長に自らあいさつする姿があった。

無観客開催ではあるものの、その一方で、選手たちはコースの移動でカートに乗車することができるというメリットもある。小石会長が大会の売りにもしている「灼熱」のなか、選手たちの体調面をしっかりと考慮。コース内でカートに乗ることができるのは、このカストロールレディースが唯一の大会だ。

選手を愛し、選手に愛され、そして長きにわたってサポートを続ける小石会長。「淡々と、この調子で続けていきたいですね」。その道のりはこれからも続いていく。

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