「(レギュラーツアーに)出た試合で上位に入り、トップ杯東海クラシックでは優勝争いも経験(最終成績は6位タイ)した。自分のなかで優勝する準備はできていたと思う」
実際、木下は「自分は追い込まないと、すぐに緩むタイプ」と話し、今季も都度「シード権獲得」、「最終戦(日本シリーズJTカップ)出場」と、目標を上方修正しながら、このプレッシャーを力に変えてきたと話していた。
そしてそういう性格もあってか、きちんと自分のゴルフを理解。「派手さがない堅実なゴルフなので、見ていてもあまり面白くないと思います」と笑ったプレースタイルを崩さず4日間を戦った。ここまでプレーを見ていた田島は、今大会の2日目にトップに立った際、「木下選手の優勝もあるかもしれない」と感じていたという。
「秋シーズンに入り、タフなコンディションの試合が続く。そのなかでは、うまくマネジメントをして、メリハリをつけることが大事になってくる。自分のゴルフに徹し、パフォーマンスを最大限に出し切れるか。そういうものは場慣れも大事になってくる」
16年のファイナルQTを18位で通過し、昨年はレギュラー17試合に出場した木下。本格参戦2年目となった今年は、その経験も生かして、初シード確定、そして初優勝と大きく飛躍するシーズンとなった。
■日本ツアーがより魅力的になるために
また木下は2007年のプロ転向以降、長年下部ツアーを主戦場とした。その間には「試合に出て赤字という選手がプロと言えるのか?胸を張ってプロと言えないのがつらかった」という日々を送ったが、それでも「チャレンジツアー(Abema TVツアー)に出られて、試合はあったから、ゴルフを続けることができた」という本音も明かした。
実際、木下は「自分は追い込まないと、すぐに緩むタイプ」と話し、今季も都度「シード権獲得」、「最終戦(日本シリーズJTカップ)出場」と、目標を上方修正しながら、このプレッシャーを力に変えてきたと話していた。
そしてそういう性格もあってか、きちんと自分のゴルフを理解。「派手さがない堅実なゴルフなので、見ていてもあまり面白くないと思います」と笑ったプレースタイルを崩さず4日間を戦った。ここまでプレーを見ていた田島は、今大会の2日目にトップに立った際、「木下選手の優勝もあるかもしれない」と感じていたという。
「秋シーズンに入り、タフなコンディションの試合が続く。そのなかでは、うまくマネジメントをして、メリハリをつけることが大事になってくる。自分のゴルフに徹し、パフォーマンスを最大限に出し切れるか。そういうものは場慣れも大事になってくる」
16年のファイナルQTを18位で通過し、昨年はレギュラー17試合に出場した木下。本格参戦2年目となった今年は、その経験も生かして、初シード確定、そして初優勝と大きく飛躍するシーズンとなった。
■日本ツアーがより魅力的になるために
また木下は2007年のプロ転向以降、長年下部ツアーを主戦場とした。その間には「試合に出て赤字という選手がプロと言えるのか?胸を張ってプロと言えないのがつらかった」という日々を送ったが、それでも「チャレンジツアー(Abema TVツアー)に出られて、試合はあったから、ゴルフを続けることができた」という本音も明かした。