内藤「米国では、どのスポーツでも機能解剖学に基づいたトレーニングが行われているんだよね。単に足を太くする、お尻を大きくするじゃなく、それを使いこなしながらパワーを上手く伝達することを目標にしている。それがゴルフ界にも数年前から入ってきて、サンダー・シャウフェレやキャメロン・チャンプなどが良い例で、股関節をものすごく使っている。阿久津クンに足りないとしたらその部分だね」
ブルックス・ケプカ(米国)など世界の飛ばし屋を見てみると、トップで正面から右肩の肩甲骨が見えるくらいに上体を回している。そのときに右の股関節にしっかりと上体を乗せて、そこから左の股関節を思い切り伸ばす動きが見られる。身長180センチと長身のミキヤが、体を効率よく使うために「ぜひ、これもやってみて!」と内藤コーチが教えてくれたのが、棒を担いだ“コサック・スクワット”(勝手に命名)だ。
やり方は以下の通り。
1.両脚を大きく広げて立ち、棒を方にかつぐ
2.そのまま腰を落とす
3.そのまま、右足に体重を移動して、伸脚のように左足を伸ばす
4.次は左足に体重を移して、右足を伸ばす
5.このとき、腰の位置が2.の位置から上がらないように注意!
“コサックダンス”に似た動きのトレーニングだが、通常のコサック・スクワットとは異なり、腰の高さが上がらないようにするのが中々ハード。
ミキヤ「うわっ、じんわりときますね。腸腰筋と中殿筋(おしりの横の筋肉)が鍛えられる感じがします…!」
内藤「棒を担ぐのは、バランスを取りやすくするためです。もう少し骨盤を前傾させて行うと、さらに股関節を使えるようになる。あとは、台やイスの上に乗って、後ろ向きで片足を上げ下げする動きも、中殿筋を鍛えられるよ(※写真参照)」
ブルックス・ケプカ(米国)など世界の飛ばし屋を見てみると、トップで正面から右肩の肩甲骨が見えるくらいに上体を回している。そのときに右の股関節にしっかりと上体を乗せて、そこから左の股関節を思い切り伸ばす動きが見られる。身長180センチと長身のミキヤが、体を効率よく使うために「ぜひ、これもやってみて!」と内藤コーチが教えてくれたのが、棒を担いだ“コサック・スクワット”(勝手に命名)だ。
やり方は以下の通り。
1.両脚を大きく広げて立ち、棒を方にかつぐ
2.そのまま腰を落とす
3.そのまま、右足に体重を移動して、伸脚のように左足を伸ばす
4.次は左足に体重を移して、右足を伸ばす
5.このとき、腰の位置が2.の位置から上がらないように注意!
“コサックダンス”に似た動きのトレーニングだが、通常のコサック・スクワットとは異なり、腰の高さが上がらないようにするのが中々ハード。
ミキヤ「うわっ、じんわりときますね。腸腰筋と中殿筋(おしりの横の筋肉)が鍛えられる感じがします…!」
内藤「棒を担ぐのは、バランスを取りやすくするためです。もう少し骨盤を前傾させて行うと、さらに股関節を使えるようになる。あとは、台やイスの上に乗って、後ろ向きで片足を上げ下げする動きも、中殿筋を鍛えられるよ(※写真参照)」