■其の二、石川遼にケンカを売れ!?選手のクセを出していけ!
棚橋「自分も記憶にあるんですけど、男子ゴルフの試合動員数を見させていただいたら、石川遼プロが結果を挙げたときの動員が上がっていて、ゆるやかに下がっている。ジャンルを救うには、一人のスター選手というか、プロゴルフのファンじゃない方からも興味を持たれることが大事だよね」
中里「女子では渋野さんの名前が挙がりますけど、男子はそういうスター選手がいないのが実情なんですよね…」
棚橋「なればいいじゃん!(笑)。でも、プロレスというジャンルはちょっと特殊な部分があって、ビッグマッチで負け続けた1年であっても、ファンが応援してくれたら現役はどんどん続いていく。ゴルフにしても野球にしてもサッカーにしても、プロスポーツは結果を出していかないと、現役は続けられないものだよね。
その違いはあるけど、プロレスから学ぶことがあるとするなら、実績に加えてなにか面白そうだなというフックをつけること。渋野さんの“スマイルシンデレラ”みたいに“笑顔がかわいい”とか」
記者A「棚橋さんご自身は、そういった“キャラクターの印象づけ”みたいなものは、意識されていたんでしょうか?」
棚橋「キャラクター作り、という意識はもちろんあったけど、僕は素で勝負していたんですよ。特に飾らず」
中里「“素”かあ…。ゴルフの若手選手は、全員がいい意味でも“普通”、スマート過ぎる気がします。ジャンボさんの時代は、個性のある選手が多かったイメージですよね」
棚橋「クセって大事だよね。強いほうがいい。光ちゃんだったら、石川プロにケンカを売ってみるとかどう?(笑)」
棚橋「なればいいじゃん!(笑)。でも、プロレスというジャンルはちょっと特殊な部分があって、ビッグマッチで負け続けた1年であっても、ファンが応援してくれたら現役はどんどん続いていく。ゴルフにしても野球にしてもサッカーにしても、プロスポーツは結果を出していかないと、現役は続けられないものだよね。
その違いはあるけど、プロレスから学ぶことがあるとするなら、実績に加えてなにか面白そうだなというフックをつけること。渋野さんの“スマイルシンデレラ”みたいに“笑顔がかわいい”とか」
記者A「棚橋さんご自身は、そういった“キャラクターの印象づけ”みたいなものは、意識されていたんでしょうか?」
棚橋「キャラクター作り、という意識はもちろんあったけど、僕は素で勝負していたんですよ。特に飾らず」
中里「“素”かあ…。ゴルフの若手選手は、全員がいい意味でも“普通”、スマート過ぎる気がします。ジャンボさんの時代は、個性のある選手が多かったイメージですよね」
棚橋「クセって大事だよね。強いほうがいい。光ちゃんだったら、石川プロにケンカを売ってみるとかどう?(笑)」
中里「(石川遼は)高校の先輩ですから!」
棚橋「(笑)。でもね、プロレスで盛り上がるのは、軍団抗争や世代闘争、他団体との対抗戦。何パターンかあるけど、ゴルフだったら下克上、世代闘争とか。軍団作っちゃうとか、ポーズ決めるとか、みんなで同じTシャツ着るとかね(笑)」
記者A「ジャンボ軍団とかもありますもんね。でも、個性やクセを出すというのも意外と難しそうですよね」
棚橋「そうなんですよね。必ず結果を残さないといけない位置にいるのも難しい」
中里「結果を残して、かつ個性を出しているのが、石川先輩」
棚橋「そういえば僕、昔石川遼さんに似てるって言われたことがあるんですよね(笑)。ツイッターのアカウントを作って、石川プロの“裏アカ”やっちゃおうかな(笑)」
中里「それは面白いかも!(笑)」
棚橋「ゴルフ界のためにね(笑)。話は戻るけど、僕だったら例えば、プロモーション先でプロレスを知らない女性の方がいる場合は、“プロレスがあるのでぜひ来てください”という前に、まず“棚橋がこういう人間で、こういうことが好きで”みたいなところを面白がってもらう。順番を逆にするというか。
いきなり“試合に来てください”だと拒絶されることもあるので、まず人としての魅力じゃないけど、どういう人間がプロレスをやっているか知ってもらうことを大事にやってきた。
だから光ちゃんも、もっとパーソナルな部分を発信していくこともひとつの手かな」
中里「パーソナルな部分…、例えばSNSですか?」
棚橋「そう。だからオレは、プライベートがないからね。全部さらけ出しちゃってるから」
中里「なるほど、そのくらい“素”を見せちゃってもいいんですね」
棚橋「もちろん、キャラクターとかレスラー像というのもあると思うけど、そこはちょっとでも嘘があると見抜かれてしまう。リング上もプライベートもぜんぶ素で勝負しているので、まずはそういうところかな」
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棚橋「(笑)。でもね、プロレスで盛り上がるのは、軍団抗争や世代闘争、他団体との対抗戦。何パターンかあるけど、ゴルフだったら下克上、世代闘争とか。軍団作っちゃうとか、ポーズ決めるとか、みんなで同じTシャツ着るとかね(笑)」
記者A「ジャンボ軍団とかもありますもんね。でも、個性やクセを出すというのも意外と難しそうですよね」
棚橋「そうなんですよね。必ず結果を残さないといけない位置にいるのも難しい」
中里「結果を残して、かつ個性を出しているのが、石川先輩」
棚橋「そういえば僕、昔石川遼さんに似てるって言われたことがあるんですよね(笑)。ツイッターのアカウントを作って、石川プロの“裏アカ”やっちゃおうかな(笑)」
中里「それは面白いかも!(笑)」
棚橋「ゴルフ界のためにね(笑)。話は戻るけど、僕だったら例えば、プロモーション先でプロレスを知らない女性の方がいる場合は、“プロレスがあるのでぜひ来てください”という前に、まず“棚橋がこういう人間で、こういうことが好きで”みたいなところを面白がってもらう。順番を逆にするというか。
いきなり“試合に来てください”だと拒絶されることもあるので、まず人としての魅力じゃないけど、どういう人間がプロレスをやっているか知ってもらうことを大事にやってきた。
だから光ちゃんも、もっとパーソナルな部分を発信していくこともひとつの手かな」
中里「パーソナルな部分…、例えばSNSですか?」
棚橋「そう。だからオレは、プライベートがないからね。全部さらけ出しちゃってるから」
中里「なるほど、そのくらい“素”を見せちゃってもいいんですね」
棚橋「もちろん、キャラクターとかレスラー像というのもあると思うけど、そこはちょっとでも嘘があると見抜かれてしまう。リング上もプライベートもぜんぶ素で勝負しているので、まずはそういうところかな」
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