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新日本プロレスに突撃! 棚橋弘至選手に学ぶ『100年に一人の逸材』への10箇条

選手会を中心に、人気回復に向けて取り組んでいる日本男子ツアーだが、試合数や観客動員数が伸び悩んでいるのが現状。 そんな状況を打破するべく、押しかけたのが新日本プロレス! プロレス人気V字回復の立役者・棚橋選手に教えを請う! (取材協力:新日本プロレスリング株式会社 写真:村上航)

配信日時:2020年4月3日 10時14分

■其の六、“ゴルフだけやればいい”は大間違い!

中里「SNSやテレビもそうですが、試合がない時間を使って地道な活動もされていたとか」

棚橋「そうですね。飲食店にポスターを貼らせてもらったりとかもやっていました

中里「プロゴルファーはやっていないですね…。でも、そういった時間は十分あったんですか?」

棚橋「大体、月2週間シリーズがあって、2週間お休みがあってというスケジュール。試合と試合の合間に次のシリーズの所を回って、大会のプロモーションをやっていた。そうすると、月に休みが1日しかないこともあったけど」

記者A「当時、そういう取り組みはお一人で?」

棚橋「僕は、志願してやりましたね。土地土地に行っている若い営業の社員に、“是非使って、オレいつでも行くから”って言って。世代的にも同世代だったので、やりやすかったと思います」

記者A「周囲の反応はいかがでしたか?」

棚橋「やっぱり、レスラーが直接動いてプロモーションするという文化はなかったですからね。何故なら、ずっとビジネスが良かったから、プロレスラーはプロレスだけをしていればよかった

中里「まさに、今の僕らの感じかもしれません。ゴルフだけしていればいいって」

棚橋「でも、お客さんが集まっていないのにプロレスだけしていてもだめ。観てもらってなんぼなので」

中里「行動力がすごいですね。周囲からの反発はなかったですか?」

棚橋「僕は、外部からのネガティブな言葉は全部シャットアウトしてましたね(笑)」

中里「強い!(笑)。僕らJGTO(日本ゴルフツアー機構)で話し合いをしていても、組織として最後には“君たちはゴルフをしていればいい、プロゴルファーだから”となってしまう。だから、僕たち選手が動かないといけないと、選手会でも3年前から話をしてるんです。(石川)遼くんが会長になってやってきたけど、歯車が中々かみ合わないというか」
棚橋「それは、トップ選手がプロモーションをして、テレビにいっぱい出て、“盛り上げるんだ!”という姿を見せることが大事だね。そうしたら後輩や、その選手に勝ちたいと思っている選手は、それ以上のことをやらないといけない。相乗効果が生まれる。それが、トップ選手がやることだと思う」

中里「やっぱり、ゴルファーだからゴルフだけをしていればいい、という意識ではだめなんですね」

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