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平成から令和へ この31年の女子ゴルフの進化を小林浩美はどう見たか【記者の目】

平成から令和へ この31年の女子ゴルフの進化を小林浩美はどう見たか【記者の目】

所属 ALBA Net編集部
秋田 義和 / Yoshikazu Akita

配信日時:2019年5月6日 17時01分

第1回「パナソニックオープンレディース」は新元号となって最初の国内女子ツアーということもあり、“令和初優勝”に大きな盛り上がりを見せた。

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大会の舞台となった浜野ゴルフクラブは、1986年から97年まで「富士通レディース」が行われていたコース。平成元年となった89年も、もちろん開催されていた。ということで、平成から令和となる、この31年での女子ゴルフの変化を、平成元年にプロ初優勝を挙げ、浜野ゴルフクラブで行われた富士通レディースでも95年大会に優勝、そして現在は日本女子プロゴルフ協会(以下、LPGA)の会長でもある小林浩美に聞いてみた。

31年で大きく変化したのは全体のストロークだ。平成元年の富士通レディースは優勝スコアこそ12アンダー(エイミー・ベンツ)と今年の勝みなみと変わらないが、カットラインは今年の2アンダーに対して、3オーバー。ストロークにして5打も違う。ちなみに89年のヤーデージは総距離6376ヤードでパー73。今年のセッティングより約200ヤード短く、パーも1つ多い。

全体のスコアが大きく良くなったことについて小林は、「まず飛距離が格段に違うと思います」と飛ばし屋が増えたことを理由に挙げる。「私は飛ぶ方でしたが、全体的な飛距離は今とかなり違います。当時のクラブはパーシモンでボールは糸巻き。それが如実にスコアに表れていると思います」。ギアの進化が大きくつながっていたという見立てだ。

「この試合だけでなく、シーズンの平均ストロークでも、この31年でアンダーパーの人が格段に多くなっている。昔はこんなにいなかった。アンダーパーが出始めたのは2000年からで、当時はオーバーパーでしたから」。実際に平成元年シーズンと平成最後の30年シーズンを比較すると、元年のトップは高村博美で72.6701。30年のトップは申ジエ(韓国)の70.4269。この30年で約2打も減っているのだ。さらに30年のアンダーパー10人に対して元年は一人もいない。

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