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コース上の青木瀬令奈から感じた“変化” 16番パー3に「勝負所」を見た【辻にぃ見聞】

コース上の青木瀬令奈から感じた“変化” 16番パー3に「勝負所」を見た【辻にぃ見聞】

配信日時:2021年6月15日 12時00分

青木自身も、「66」をマークし一気に2位まで順位を上げた第3ラウンド後に、こんなことを話していた。「ゴルフは問題なくて、(成績が出ないことに)なんでだろうと思う部分は多かった。簡単にいうとマイナス思考でした。将来に対する不安みたいなものもあったし、“潮時”を考え始めてしまっていた」。この“曇った気持ち”が、結果に悪い影響として出てしまっていた。

優勝会見の席では真っ先にコーチへの感謝の言葉が出たが、その落ち込んだ気持ちを、大西コーチが励まし続けてくれた。さらに青木と同じ高級時計メーカーのリシャールミルと契約を結び、親交の深いレーシングドライバーの松下信治(のぶはる)さんからの言葉も、前向きになった要因だったと明かす。それが「ほけんの窓口レディース」の週の話。そして翌週、中京でそこまでのベストとなる4位に入った。

「4位になってからは練習の取り組み方に変化も感じたし、心の明るさも見えてきました」。辻村氏も、やはりここを境に青木らしさが戻ってきたことを感じていた。そして六甲国際の4日間では、春先に感じられたもろさが垣間見える瞬間すらない。「技術だけではなく、考え方が変わることで、これくらい変わるんです」。辻村氏も、そう納得した。

■“勝負の明暗”を分けた16番パー3

もちろんプレー面でも、優勝にふさわしかったと辻村氏は続ける。それを象徴するのは、「ここが勝負所でしたね」という最終日の16番パー3だった。

左手前にある池が選手にプレッシャーを与えるこのホール。しかもピンが左手前に切られている状況だ。ここで青木は「池に入ったら仕方ない」と覚悟を決め、ピンだけを狙い6番ユーティリティを一閃。見事2.5メートルのチャンスにつけ、バーディを奪った。ここにこの大会での、青木のショット、そしてパットの好調ぶりが表れていたという。

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