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ゴルフの調子と気持ちのトーンを同じにすることの難しさ〜練習は試合のためにすることを忘れずに【原田香里のゴルフ未来会議】

ゴルフの調子と気持ちのトーンを同じにすることの難しさ〜練習は試合のためにすることを忘れずに【原田香里のゴルフ未来会議】

配信日時:2022年4月20日 11時36分

何勝もしている選手は自然に自分の気持ちの部分をコントロールする術を身に着けているのですが、それでも、うまくコントロールできない場合もあります。それほど難しいことなのです。

西郷さんに話を戻しましょう。首痛は気になりますが。7戦3勝とガタンと調子の波を落とすことがないのは、すごく気持ちが強いことの表れです。こんなときは、何に気をつけるのがいいでしょう。特に変わったことをせず、できるだけいつも通りに過ごすように心がけることです。

私には、西郷さんのように絶好調が続いた経験はありませんが、それでも色々なかみ合わせがよくてベスト10入りが何週も続くというようなことは経験しています。その時、意識したのは、とにかく淡々と毎日を過ごすことでした。何か違うことをしてしまうと、気持ちに波ができてしまったり、自分の状態に変化が起きてしまうことがイヤだったので、その辺りは気をつけていました。

今のところ、西郷さんの活躍ばかりが目立っていますが、見ごたえのある試合が続いているのは、選手層が厚くなってきた証拠でしょう。その中で、昨シーズン、勢いがあったのに結果がなかなか出ずに、焦っている人もいると思います。

でも、焦ることはありません。約9か月のシーズンは始まったばかり。先はまだまだ長いのです。その中で自分のペースをつかむことです。納得のいかないことがあっても、悲観的になることはありません。年間通して戦うことをよく考えましょう。

自分の体と気持ちを大切にする姿勢は特に必要です。トレーナーや、メンタルトレーナーをつけている人も多いようですが、そこに任せきりにするのはよくありません。自分の体や気持ちを一番わかっているのは、他ならぬ自分自身です。体調の波も、気持ちの波も、自分の内なる声に耳を傾けることでもっとわかってくるはずです。

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